カスラ
かすら
概要
フォース系のクラスである物腰の柔らかい男性。作中では有数の常識人。含みのある言い方をするため掴みどころがない。
アークスのうち最も戦闘力や生存率の高い者が任命されるという精鋭・「六芒均衡」の三番目であり、40年前のダークファルスとの決戦で功績を上げた「三英雄」の一人である「カスラ」の名を継いだ「二代目カスラ」である。
本人曰く情報収集が専門で、戦闘は不得手であるとのこと。同時に持久・撤退戦に向いているとも言い、その能力は主人公の前で発揮されることになる。
登録上のクラスは「フォース」だが、打射法の三職に適性があるバランス型ということで、実際のゲーム内ではクラスが「テクター」・「レンジャー」と補助向きのものであり、武器はガンスラッシュを使用している。
虚空機関のトップであり船団を支配しているルーサーに側近ないしはそれに近い状態でやむなく従っている。しかし、ルーサーを仇とする機関所属の暗殺者・クーナと手を組みルーサーに反逆する計画を立てていた。ルーサーに作られたクローン(人造人間)であり、ゆくゆくは彼に体を乗っ取られる(それを見越して自害する)予定であったらしい。
EP1ではアークス研究部「虚空機関(ヴォイド)」を独自調査していると語っており設定資料集にもその旨が記されていたが、EP3以降の設定では虚空機関所属とされており、これらをどのように受け取るかはプレイヤーに委ねられている状態である。
支配下時代からアイドルとしてのクーナのマネージャーを勤めていたこともあり、ルーサーの支配から逃れた今は間接的にクーナやその弟分への生体実験に関与してしまったことへの罪滅ぼしとしてかクーナの保護者のような役回りをしている。
六芒均衡制でなくなった現在、アークス情報部の司令の座についた。新たに総司令となったウルクから地球に関する情報を持ってくるよう言われるも出し渋っている。と言うのも報告を怠っていたのは(ストーリーボードを進めていく内にアークス世界と地球のアースガイドとの関わりが明らかになるとは言え)EP4初登場の時点では地球側の問題に自分達アークスが首を突っ込む事がウルクの余計なお節介と考えており余り良しとしていなかった様子。
武器
普段は「ナーゲルリング」というガンスラッシュを愛用している。
タリス型創世器「燐具フローレンベルク」を所持しており、有事の際に使用する。
設定画によると究極奥義「超銀河冥界覇(ギャラクティカインフェルノ)」が出るらしい。出ません。
フローラなるフォトナーとの関係は不明。
また、彼の得意とするテクニックとダークファルス【敗者】の弱点が双方とも風属性である理由についても明らかにはなっていない。
人物像
キャラクター性:不明
特性:不明
特殊補正:不明
常に微笑んでいるような面持ちで、丁寧で礼儀正しく誰に対しても敬語で接するがその実 辛辣で毒舌家でもある。仕事に関わることに関しては厳しく、特にヒューイやクラリスクレイスといった相手の非常識な振る舞いには手を焼いている。
自己犠牲的な考えの元わざと挑発するなど嫌われ役に徹することが多く、特に年少の人物であるクーナやサラからは「陰険メガネ」「性悪メガネ」などと時に面と向かって言われることがある。
元々、六芒均衡であるという理由から一般のアークスからは敬遠されており、そのため物怖じせず接してくる主人公に好意を持ちつい口を滑らせることがある。ただしルーサーに対するその並々ならぬ憎悪心は主人公の前でさえも露わにすることは無い。
他人に対しては基本的に「さん」付けを行う彼がルーサーの実験材料にされた少年・テオドールに対してだけ「君」付けなのは、ルーサーの影響ではないかという考察がある。
その他情報
キャラクターソング
人気投票
2014年度アークス総選挙男性キャラクター部門では12人中7位、2015年度では15人中11位、チップ総選挙ではランク外、「クーナ&カスラ」としてノミネートされたベストパートナー総選挙では24組中21位という結果になっている。
嫌われているというより実際の所はストーリー専用キャラクターであり登場条件が特殊すぎて彼をよく知らないプレイヤーが多いのが現状である。その知名度の微妙な低さからフォニューム・モンタギューと間違われることも。
余談だが声とルックス(痩身、中性的な童顔)から女性プレイヤーからの支持は高め。
別名・表記ゆれ
現在は無いものの、作中に初代カスラが登場した際に生まれる可能性がある。
なお、台湾版の表記は「卡斯拉」である。