GNアーチャーとは、機動戦士ガンダム00セカンドシーズンに登場するモビルスーツである。
デザインは柳瀬敬之。
「ガンアーチャー」と読む。ファンからはアチャ子さんの愛称で親しまれている。
概要
アリオスガンダムの支援機としてガンダムアルテミー(後述)をベースに開発された機体。ガンダムキュリオスのテールブースターの発展型でもある。
パイロットはソーマ・ピーリス(マリー・パーファシー)。
主に戦闘機形態での運用が多いが、元からモビルスーツとして開発されていた為、変形も可能。
元々女性型であったガンダムアルテミーをベースにしているため、完全女性型のMSとなっている。その為、ノーベルガンダムに次ぐ二体目の女性型ガンダムであると言える。
ポニーテール状の後部アンテナやネコミミ、さりげなくある胸など、偶然なのか意図的なのかわからない程、女性らしいポイントも多い。
バイザーの下にはベースとなったガンダムアルテミーの顔が隠されている。
飛行形態のアリオスガンダムとドッキングする事でアーチャーアリオスとなり、機動力が飛躍的に向上する。
弱点は太陽炉を持たず、超大型GNコンデンサーを動力としており活動時間が有限である事。その為、定期的にアリオスガンダムとドッキングして粒子を補給しなければならない。
武装は、二挺のGNビームライフルとGNビームサーベル、GNミサイル。ソーマ(マリー)の操縦センスと相まって、アリオスのパートナーとして他のガンダムとも遜色ない活躍をした。
なお、単独運用の際はパイロットが必要だが、アリオスとドッキングした状態で運用する場合はパイロットが搭乗する必要は無い。
最終決戦に於いて粒子切れの隙を付かれ、ガガの特攻を受けて中破してしまったが、意外とコクピット周りは頑丈に作られており、中のソーマ(マリー)は殆ど無傷で無事だった。
ちなみに、完全女性型のガンダムタイプMSはノーベルガンダムが史上初だが、それを押しのけて史上初の女性型ガンダムのキット化を成し遂げた。(後にノーベルガンダムも2011年1月にキット化)
1/144HGパッケージ絵のセクシーな脚線美は必見である。
バリエーション
ガンダムアルテミー
ガンダム00の外伝である00Pに登場する第三世代ガンダム。
GNアーチャーのベースとなった機体であり、ガンダムナドレの系列機。
背部のGNビットとGNドライヴによって蜂を思わせるシルエットとなっているのが特徴。また、トライアルシステムを搭載しており、GNビットを用いる事で効果範囲を拡大する事が出来る。
公式には製造途中で放棄されたとあるが、実際には組み立てられて1ガンダムとの戦闘で使用された。
また、GNアーチャーとは違い可変機構を持たない。
パイロットはガンダムマイスター874。
関連タグ
アリオスガンダム・旦那。
ガンダムハルート・(ある意味)息子。
ノーベルガンダム・先輩。