アトラム・ガリアスタ
あとらむがりあすた
CV:福島潤
概要
Fate/staynight[Unlimited Blade Works]の登場人物で
キャスターの最初のマスター。石油王。
金髪褐色肌の整った顔立ちの青年。魔術協会の新参者でどこぞの誰かさんのように箔をつける為に財力に物を言わせ聖杯戦争に参加した(実力は天と地ほどの差があるが)。
「なに、ゲーム版では中肉中背の中年とか書かれていた? うん、それはきっと幻なんだ。気にしてはいけない。キミ、啓蒙をもっと高めたまえよ……脳内に瞳を作りたまえよ……そう……一緒にヤーナムで交信しなさいよ……」by奈須きのこ
人物像
柔らかな物腰と気さくさを装うが、性根は小物かつ冷酷。
性格は一般人の命などまるで介さない典型的な魔術師。
金で買った爵位を持ち協会内での地位は一般魔術師よりは上だが、生粋の名門には劣る。
ちなみに魔術師としての能力はまだ発展途上中の遠坂凛と同格かそれ以下、超一流のケイネスやアルバを100とするなら彼は20くらい。
第5次聖杯戦争での略歴
元々は竜殺しのセイバーを召喚しようと企んでいたが、召喚に必要な聖遺物を手にいれる事に失敗。その代わりにクラスには不満があるが竜召喚能力を期待できるメディアを呼び出すも彼女に竜の制御法がない為に使用出来ないことを知って失望する。
更に自身が数十人の子供を生贄に作り出した魔術道具を一瞬で作り出したキャスターの腕前に自尊心を傷つけられ彼女に手厳しく八つ当たりをおこなった。
令呪で宝具「破戒すべき全ての符」を自分へ使用しないように命令し、別のサーヴァントとの契約を目論見、言峰綺礼を介して同じ魔術協会から参戦したバゼットにキャスターの始末を依頼する(この時点で恐らく既にランサーは言峰と契約状態だと思われる)。
しかし、その浅知恵は既にキャスターに先読みされており、「破戒すべき全ての符」を自分自身に使用した彼女により主従契約を破棄された挙句工房を破壊される。これに激怒して残りの令呪二画で自害命令を下すも、ただ無駄遣いしただけに終わりマスター資格そのものも喪失する。
最期は自分が先にキャスターを裏切ったにも関わらず、彼女を「裏切りの魔女」と罵しり最期まで身勝手さを翻す事はなく彼女の手によって殺害された。
外部出演
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』でもまさかの登場。聖杯戦争への参加の為、金にモノを言わせ魔術協会からの参加枠を勝ち取ったり、聖遺物を手にいれるためにイゼルマに対して攻撃を仕掛けるなど聖杯戦争直前の様子が絵描かれている。
事件の解決後はエルメロイⅡ世が気に入ったのか週に一度くらいの頻度で彼の元に訪れている。