破戒すべき全ての符
るーるぶれいかー
「あまり使いたくはないのですけどね」
- ランク:C→C+
- 種別:対魔術宝具
- レンジ:1
- 最大捕捉:1人
- 由来:メディアの「裏切りの魔女」としての伝説そのもの
「――――術理、摂理、世の理。その万象、一切を原始に還さん。」
『破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)』!!
歪な形をした短剣。攻撃力は普通のナイフと同程度しかないが、「あらゆる魔術を初期化する」という特性を持つ最強の対魔術宝具であり、令呪の契約も打ち消すことが可能。ただし、どれほど低いランクであっても宝具の初期化は出来ない。
剣先を対象に突き立てることが発動条件で、キャスター本人が魔術師なため正攻法ではそうそう使えるものではないが、その類を見ない効果から作中では何度も出番がある宝具であり、物語に多大な影響を与えている。
キャスター本人は「人一人殺せないナマクラ」と語っていたが、ナイフとしても十分な切れ味を持っており衛宮士郎がダメージを負うシーンもあった。
前髪とかよく切れる。頬とか。
Fateルート及びUBWルートにおいては、直後に強制契約を結ぶ事でサーヴァントを強奪する使い方が主となっている。
HFルートではこの宝具を士郎が見た事が終盤の展開に関わってくる。
また、対になる宝具として修復宝具である『修補すべき全ての疵』が存在する。
余談だが、この宝具で若き頃の自身を刺した時の絵面が酷いと評判。
記事冒頭のセリフにあるように、本人が好まぬ「裏切りの魔女」を象徴するものであるため、この宝具自体はあまり好んではいないらしい。エジソンの幕間の物語では「近づいて刺すのは面倒だし、ローブの裾踏んで転びそうになるから危ないし、誰かが代わりに使ってくれるほうが楽」とまで言っている。ギャグ時空寄りのお話なのでどこまでが真意かはわからないが...
『Fate/GrandOrder』のゲーム上では、カードの種類はArtsで、【敵単体に強力な攻撃&強化状態解除+自身のNP増加(オーバーチャージで増加)】の効果を持つ。
実装から長らくは、入手しやすく手軽なバフ消去手段として重宝された。現在では強化状態解除のスキル・宝具持ちも増えているが、連射性の高さは目を見張るものがあり、差別化は十分にできる。