CV:前野智昭
概要
島田心療内科に勤務するカウンセラー(臨床心理士)。26歳。
無表情で沈着冷静。常にジト目気味。ポーカーフェイスならぬポーカーエロス。
友人として助言する形で潔癖症を克服するためのカウンセリングの誘いを持ちかける。
作者のツイッターより
高校時代の部活は陸上部の短距離(名前が陸だからではなく団体競技に向いてなさそうだから)
城谷のことを20代だと思っていること、等が明かされている。
ネタバレ注意
過去
仕事で忙しい父親と自分に一切の関心を持たない母親からなる、裕福だが異様な家庭で幼少期を過ごす。
近所に住む西垣という不潔恐怖症でひきこもりの青年に懐き、彼の家へ毎日のように通っていたが、ある日外へ出ることをほのめかせた西垣に「今のままでいい」「外には面白いものなんてない」と迫るが拒絶され、西垣は行方不明になってしまう。
この時の深い後悔が、のちにカウンセラーを志すきっかけとなっている。
人柄
自分の理想である城谷に対し、めちゃくちゃに汚して支配したい気持ちと傷つけないよう大切にしたいという想いの、相反する複雑な感情を持ち合わせている。
あえてモノローグは描かれていないが、心の中ではいろいろなことを考えているらしい。(「季刊エス」2016年4月号作者インタビュー)
家の中は片付いているが頻繁にドアを開けっ放しにしていたり、物が床に散らばっている描写も見られる。魚類が好きらしく城谷との会話で食事の話題になった際に刺身を例に出したり、買ってきた食料品の中に刺身やサバ缶があったりする。
コミックス巻末やペーパー、小冊子などの番外編では
本編とは一味違った彼を見ることができる。