曖昧さ回避など無意味だ
本項では1.について取り上げる
概要など無意味だ
1987年から1994年にかけてアメリカで放送されたテレビドラマ『新スタートレック』に登場し、以後の『スタートレック』シリーズに登場する種族。スタートレックボイジャー(以下VGR)で生命体8472が登場するまでは、高次元生命体を除けばシリーズ最強クラスの戦闘力を有していた。
機械と生物の融合体であり、集合体と呼ばれる社会を築く。そこに所属する生物個体はボーグ・ドローンと呼ばれる。
その目的は宇宙征服や破壊といったものではなく、他の生物や文明そのものを同化して完全な機械生命体として進化していく事である。
ボーグは「ボーグ集合体」と呼ばれる集合意識で繋がっており、ボーグ・クイーンのような例外を除き、個人の概念は存在しない。
クリンゴンやロミュランといったそれまでの敵対勢力と違い、交渉の余地というモノが基本的に無く、一方的に同化を試みるので、全宇宙で最悪の種族と呼ばれ忌み嫌われている。
多種族を生命体○○と番号呼ぶ(地球人は生命体5618)。
同化の概要など無意味だ
ボーグの最大の特徴である「同化」は、多種族にナノプローブというナノマシンを注入し、体内からボーグに作り変えていくのである。ナノプローブが注入されるとあっという間にドローンにされ、本人の自我は消え去って集合体の一部となる。
初登場時は手術台に乗せて大仰な同化作業を行っていたが、劇場版8作目から「同化チューブ」なる新装備が登場した為、その場で人間を同化してドローンにすることが出来るようなり厄介さが更に増した。
戦闘力の考察など無意味だ
ボーグ・ドローンはサイボーグなので力が強い。格闘に秀でたクリンゴン人でさえもパワー負けしてしまうので地球人が素手で対抗するのは困難である。
最も厄介なのは「適応能力」である。前述の通りすべてのボーグは集合体で繋がっている為に、ドローンを一体倒したら、その方法が全部のボーグに送信されてしまい、即座に対応策が取られてしまうのである。この為、惑星連邦の主力装備であるフェイザーが数発しか通用しない(フェイザーの周波数をランダムに変えればある程度は通じる)。
基地や船内に十数体も侵入されれば、殆ど碌な抵抗も出来ずに同化されてしまうことになる(劇場版8作目でエンタープライズEのクルーの大半が抵抗むなしく同化されてしまっている)。
ただしアナログなブービートラップ等、センサーで確認出来ないものはその限りでは無いようである。
彼らの操る宇宙艦も絶大な戦闘能力と適応能力を有しており、特にボーグ・キューブによる侵攻は惑星連邦に甚大な被害をもたらした。
決め台詞だ。お前達は同化される
「我々はボーグ。お前達は同化される。抵抗は無意味だ。」
「我々はボーグ。お前たちの生物的特性と科学技術は我々と同化する。お前たちの文化は我々と同化する。抵抗は無意味だ。」
関連イラストなど無意味だ