アメリカ海軍の護衛空母の艦級。C3型貨物船を改造して建造され、45隻が完成した。
更に4隻を建造予定だったが船体の手当てがつかず、T2型タンカーをベースとした次級(サンガモン級)へ移行した。
34隻がイギリス海軍に貸与されてアタッカー級航空母艦となったが、第二次世界大戦へのアメリカ参戦に伴い11隻がアメリカ海軍に留まった。
アヴェンジャー級(チャージャー級)と違い建造途中の船を利用したため、格納庫やエレベーターに多くの改良を加える事が出来、使い勝手が良くなった。乾舷が高いため荒天時でも波を被ることが少なく、安定した離着艦が可能。
ただし、“イギリス流”になじまない部分があり、貸与された艦は引き渡し後に追加工事を行ったため実戦投入が遅れて問題になった。
主に大西洋戦域で活躍し、Uボート狩りや船団護衛、上陸作戦の支援に当たった。
ネームシップのボーグ率いるハンター・キラーグループは、1944年5月13日にドイツから日本に向かっていた呂501(旧U-1224)を、6月24日に日本からドイツに向かっていた伊52を撃沈し、日本とは浅からぬ因縁を持つ。
2番艦のカードの艦載機も8隻のUボートを撃沈している。
ブロック・アイランド(CVE-21)のみ、戦闘により喪失した。