ドラグーン(竜騎兵)とは、元々「銃火器で武装した騎兵」のこと
『世界樹の迷宮5』においては、盾と重鎧の装甲に身を包み銃を火力とする文字通りのタンク職となっている。
これまでのタンク職である、ダメージを軽減するパラディン、肩代わりするペットやフォートレスに対し、ダメ―ジを逸らすという新天地を切り開いた新たな盾職。
これまでのタンク職と比べると、3色ガードが「マテリアルガード」に纏まっておりSPは軽いが完全軽減はできない、種族システムの都合上自身が劇的に硬いわけではないなどタンクとしては本体の脆さがやや目立つ。
そのかわり、敵の攻撃を逸らすバンカーを設置(召喚)できるという能力を持っている。
このバンカーは「狙われ率が高い、HPは10固定だが受けたダメージを数%にまで軽減する、回復できない、状態異常や縛りににかからない」という性質を持った置物で、これを置くことで単体攻撃や列攻撃をそちらに逸らせる。置いておくだけで継続的に効果があることや、多段攻撃を吸ってくれること、今までは苦手だったST異常や縛りを伴う単体攻撃も無力化できるのが強み。
ただし、全体攻撃や貫通攻撃にはまるで無力なので、そこは本体スキルで防御する必要がある。
二つ名は『金剛の竜騎士』と『砲火の竜騎士』
『金剛の竜騎士』は更なる防御特化で、庇う系の「ディバイドガード」やガードしながら食いしばりをかける「ソウルガード」、安心の「先制バンカー」など、過去作の盾職に劣らない防御能力を持つ。
『砲火の竜騎士』は砲撃を強化したもので、ST異常を付与したりできる各種カノンや、超威力の「バスターカノン」、バンカーが攻撃を受けると次のカノンの攻撃力が上がる「ガンリベンジ」、反撃するバンカーである「トーチカ」の設置など、守備力に加えてロマン砲まで搭載となる。
ゲーム開始時にドラグーンを選べるのはアースラン族だけである。耐久力や状態異常耐性が高いので適任と言えるが、それと同時に銃装備なので前衛である必要は全くなく、TP目的でブラニーやルナリアを転職させて後衛に置いたり、セリアンで砲火の大火力にかけてみてもいいかもしれない。