人物像
早乙女和子とは、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の登場人物である。
まどか達のクラスの担任教師。彼氏とはなかなか長続きしない。(公式サイトより)
CV:岩男潤子
小説版によると年齢は34歳。
担当科目は英語。第1話で交際3ヶ月だった彼氏が「目玉焼きの黄身は半熟がいい」というこだわりを持っていたためあえなく破局した。
その後生徒たちに「半熟か固めかこだわるような男とは付き合うな、男はそんな事にこだわるな」と教えた。
破局の原因は時間軸ごとに異なっており、ドラマCDでは「シュークリームを食べるときに皿を使うか手で直接食べるか」、劇場版の第10話相当箇所では「目玉焼きに醤油をかけるか塩をかけるか」となっている。
鹿目まどかの母の鹿目詢子の旧友であり、第1話でのまどかと詢子の会話で名前が登場するほか、第11話では二人で酒を飲み交わしているシーンが存在する。
詢子によると、学生時代から「男に高望みし過ぎる」きらいがあったらしい。
BD/DVD4巻のブックレットに収録された新房監督×虚淵玄(脚本)の対談によれば「詢子は元不良だったのかも」と切り出した新房監督は続けて「和子先生もきっと学生時代からいっしょに行動していたのかも」と設定を膨らませ、そこに虚淵氏から「ああ、それで先生は彼氏ができてもなかなか長持ちしないんですね(笑)。つきあってから本性を出すと男が逃げていっちゃう。」などと付け足されることに。
外伝作品等
魔法少女おりこ☆マギカ
「魔法少女おりこ☆マギカ」においてもチョイ役で登場するが、美国織莉子と呉キリカの見滝原中学校襲撃時にまどか達生徒の前で使い魔に捕食され骨だけ残ると言う悲惨な最期を遂げる。
何故よりによって骨なのか。壊れた眼鏡じゃダメだったのか。
魔法少女かずみ☆マギカ
登場しない。
……が、最終回において、「シュークリームを皿に出さない女性とは付き合うな!」と、同じような説教をする男性教師が登場する。
もめた内容がドラマCD版の和子先生と一致するため、破局した相手は彼なのではないかと思われる。
劇場版
総集編であるため出番は本編とほぼ同じ。ただし、テンションが激しくなっており、再録に際し口調がより強くなるなど存在感がアップしている。
前編ではほむらの紹介部分が変更され、ほむらがまどか以外のクラスメイトに興味が無いことがよりわかりやすくなっている。
後編の第10話相当部分は再アフレコが行われなかったが、和子先生が愚痴をこぼすシーンのみが新規に追加された。また、家族がらみの描写が多数カットされている劇場版で、鹿目詢子と酒を酌み交わすシーンはカットされなかった。
叛逆の物語
その前に長々と恋愛絡みの愚痴をこぼすのも、そのあとで中沢くんを指すのも相変わらず。
冒頭では、あまりにも振られすぎてオカルトめいたことを言い出したり、シャフ度を超越した謎ののけぞりポーズをとったりしているが…?
「このまま『四捨五入して40』と言われるくらいなら・・・」とのセリフから、小説版の34歳との設定が踏襲されているものと思われる