ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

栗田ターンの編集履歴

2016-09-11 10:38:33 バージョン

栗田ターン

くりたたーん

謎の反転。

概要

栗田ターンとは…艦隊これくしょんの海域MAPにおいて、ボスルートへ向かわずターンして母港に帰投してしまう状況のこと。


概ねコレが元凶である→羅針盤娘


元ネタ

元ネタは史実におけるレイテ沖海戦(サマール沖海戦時)での「栗田艦隊の謎の反転」から。


この艦隊を率いていた栗田健男提督とはどのような人物であったかというと……

軽巡阿武隈の艦長や、戦艦金剛の艦長も務めたことのある海軍生活の殆どを海上勤務で過ごしたベテランの水雷屋であった海軍中将殿である。

開戦時は第七戦隊司令官として戦い、バタビア沖海戦やセイロン沖海戦に参戦。

その後第三戦隊司令官となり、ヘンダーソン基地砲撃や南太平洋海戦に参加した。

1943年には第二艦隊司令長官兼第四戦隊司令官になり、レイテ沖海戦に挑んだ。

海軍史上最大の人事ミスの一つであるとも言われる事もあり、海軍大学出でない非エリートであるから予備役編入と思っていた栗田提督自身が「こんな野武士にやらせちゃ駄目だろ」と驚くほど第二艦隊司令長官就任は異例の人事だったともいわれる。


この謎の反転の理由については、戦時中の情報の錯綜と戦後栗田が多くを語らないままだった(語ったとしても見苦しい言い訳にしかならず、聞く者などいなかったであろうことは疑いないとの意見もある。また一切の弁明をせずに批判を甘んじて受け入れた姿勢を、弁明に明け暮れた他の司令官などと違い立派とする意見もある)ため今なお不明である。この行為は、卑怯極まりなく直かつ無責任きわまり、大勢の兵士を無駄死にさせたとの意見も、敵輸送船団を撃滅しても上陸後かなりの日数が経過しており効果は疑問で、それ以前に敵機動部隊艦載機と敵艦隊との戦闘で第二艦隊の全滅は免れないともいえる状況から大勢の将兵を無駄死にさせずに救ったとの意見もある)

時のイギリス首相であったチャーチルは、「栗田と同じ状況におかれた者でないと彼の批判なんて出来ないよ(意訳)」と言っている。

栗田艦隊が反転した理由については

・連日大規模な空襲を受けており、小沢艦隊の囮作戦が失敗した可能性も十分にあり、小沢艦隊からの情報も乏しかった。

・作戦開始前に敵主力を発見したらそちらを優先してもよいと言われていた(制海権や制空権が敵に奪われた状態での物資輸送がいかに困難かは日米両軍ともソロモン諸島の戦いなどで痛感している。)。

・敵の上陸から時間がたち輸送船を攻撃しても効果が薄くなっている可能性があった(作戦では敵の上陸開始から二日以内に突入するのが望ましいとされていた。)。

・上陸地点周辺には西村艦隊を壊滅させた有力な敵水上部隊が待ち構えている可能性も高かった。


などが反転した要因として挙げられる場合がある。


関連タグ

艦隊これくしょん / 艦これ

羅針盤娘

艦これではよくあること

提督の敵


外部リンク

栗田ターンとは (ジュウロクテンカイトウとは) - ニコニコ大百科

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました