CV:入野自由
※以下、原作のネタバレが含まれます。ご注意下さい。
概要
13歳。身長159.4cm、体重45kg、血液型B型、誕生日7月2日、蟹座。
モブの弟。
塩中学校1年3組。生徒会役員を務めている。
兄のモブとは対照的に成績優秀かつスポーツ万能。女子生徒からの人気も高い。
しっかり者で兄を案じる心優しい弟。超能力は持たない。
兄との関係
優等生で通る彼だが、そのうちには鬱屈した感情を抱えている。
- 憧れ
強大な超能力者である兄に対して、律は超能力を持ち合わせない。幼い頃からモブの超能力を当たり前のように目にしている律は、劣等感に苛まれてきた。
その結果律は多くの点でモブより秀でていながらも、モブとその超能力に対して大きな憧れを抱いている。
またスプーン曲げの練習を諦めきれなかったり、優秀な学校生活を送る中でも兄の真似をしてあまり目立たないように振る舞うなどの様子をみせた。
- 恐怖
律は過去にモブと共にカツアゲに遭った際に、モブの超能力が暴走した巻き添えで怪我を負った経験がある。
そのため、いつまた暴走するか分からない兄に秘かに怯えていた。
- 尊敬
律はモブに対して本心を打ち明けるが、モブは受け止める。
律の中には憧れと恐怖が存在し、その意味では「本当」であった。しかし兄への憧れは思い込みではなく確かな感情であり、また本心では兄を嫌っておらず、その意味では「嘘」であった。
そして兄弟には互いを尊敬し合う思いがあった。
モブは自分にないものを多く持つ律を素直に尊敬しており、弟として大切に思っている。
また律も、憧れと恐怖がない交ぜの複雑な感情を抱きながらもモブのことを大切に思っている。心の奥では優しい兄を尊敬して慕っており、それ故に自らの悩みに苦しんでいた。
作中での動向
律は兄に対する複雑な感情に悩んでいた。
そして兄と人違いされたのをきっかけに、「超能力覚醒ラボ」に出入りするようになり、兄以外の超能力者との繋がりを持つ。
また学校では、校内の不良を一掃しようと画策する生徒会長に唆され、態度の悪かった生徒を罠にはめて不登校にまで追い込む。
鬱屈した感情と罪悪感は律にとって多大な負担となっていき、ストレスから遂に超能力者としての才能が芽生える。エクボの協力を経て日に日に成長していくが、力を得た万能感により律は道を誤り始める。
そしてとうとう兄と対峙し、思いを打ち明ける。
余談
・おまけマンガにて、出番が少ないことや自分のイラストが入ったTシャツを作ってもらえなかったことへの怒りを露にしている。
・兄の師匠である霊幻新隆のことは「胡散臭い」と考えてあまり良く思っていない。