概要
ウメハラ信者であり、格ゲー5神の一人である。本名・旧リングネーム:大貫晋也。
一時期、CyberZ所属のプロゲーマー「オオヌキ」として活動していた、プロ契約は2017年に終了した。
バーチャファイター4や、ストリートファイターIII 3rdにおける段位「帝聖」から、帝聖とも呼ばれている。
1997年、ゲーメスト杯『ヴァンパイアセイヴァー』の全国大会において、長年のライバル(盟友)となる梅原大吾(通称ウメハラ)に決勝リーグで敗れたものの、全国にその名を広めるきっかけとなる。
飽きっぽいとのことだが、「ヌキが本気でやりこむとゲームが終わる」とも恐れられていて、実際にウメハラが主催する第1回獣道では当初ストリートファイターⅢ3rdを獣道の目玉にする予定だったのだが、3rdをやりこんだ大貫があまりにも強く、「現役のプレイヤーやレジェンドでも勝てるかわからない」という事態に陥り3rdは第1回のみのタイトルとなってしまった。
また、ストⅤ最後のおじリーグに招待された際は久々に復帰し、しかも弱キャラと評されていたさくらで圧倒的な戦績で優勝する。
この際、こくじんに対しては「キャラ差か!?」「キャラ差だよな! お前いつもそうだもんな!」と3rdで散々敗因はキャラ差だと言われてきた意趣返しをしていた。
ストリートファイター6は久しぶりに面白いと配信でもプレイしており、格闘ゲーム界隈のレジェンドとして度々大会や企画に顔を出している。
エピソード
アケコン
とある配信で、「椅子に座ると足が浮くのが気持ち悪い」と足にアケコンを重りとして乗せた。
しかも2台、左右の足ひとつづつ。
使われたのはMAD CATZのTE2である。
このことは未だにひたすら擦られている他、本人もネタにしている。
ヌキさんパスタ事件
こちらはとある結婚式の際に、どぐらが皿が空になれば補充されるだろうと思い残り少ないパスタを全部皿に取ったらパスタがそこで品切れになり、同じくパスタを取ろうとしていた女性がしょんぼりしたことを大貫さんがいじった…というわけではない
いや、実際に大貫さんは「どぐにゃーんさっきの女の子泣きそうだったよ?」といじったのだが、問題は大貫さんの皿にパスタが山盛りになっていたことである。
どぐらは言い返さなかったものの、この時のことを振り返り「原因ヌキさんやんけ!」と思っていたとのこと。
このエピソードはゲーミングお嬢様のホテルのビュッフェの回でネタにされている。
納豆巻き事件
ヌキさんを代表するエピソードのひとつ。
配信中にヌキさんが納豆巻きを食べていたのだが、突然
「この納豆巻き超美味いと思ったら胡麻が入ってるし」
と呟き、「そりゃうめぇわ……」としみじみ呟いた。
しかし、この件はこれでは終わらない……むしろここからが本番である。
なんとこの納豆巻き、納豆巻きではなく焼きアナゴ巻きだったのである。
商品の陳列棚にたまたま混じっていたらしく、納豆巻きだと思って購入してしまったとのこと。
しかも、「俺アナゴ嫌いなのに……」
ヌキさんの天才ぶりを示す名エピソードである。
缶コーヒー
とあるファンがどうにかヌキさんと接点を持とうと、缶コーヒーを差し入れしたエピソード。
実はヌキさんはブラックが飲めないのだが、そんなことをおくびにも出さず
「差し入れ?マジかー!ありがとー!」
「ずっと対戦してて喉かわいてたー」
と言ってコーヒーを受け取りその場で飲み干し、対戦をした上にアドバイスまで贈った。
漫画ではかなりアレな描かれ方をしている(実際若い時はもっと不遜だったとのこと)が、ファンには非常に優しいヌキさんである。
こくヌキ王国
ニコニコ動画で行っていた配信であり、CDも出している。
まだ配信が文化として根付く前に終了している時代の先駆者的な番組だった。
なお、メインテーマであるSTREET FIGHTERSはなんとオーイシマサヨシと加藤純一の「ニコ生☆音楽王」の最終回のエンディングとして使われている。
このSTREET FIGHTERSは普通にいい曲であり、また大貫さんがカラオケが得意ということもあって非常に良い歌声なので聞いてみる価値はある。
騒音レベルの声量
天鬼ぷるるの騒音杯に招待された際に、ガヤの音量(dB数)による勝敗もあったのだが、ヌキさんは何と112dBでありこれは自動車のクラクションを至近距離でならされる以上の騒音である。ヌキさんパネェ……
大会ではハイタニの「数字は大きいがヌキさんの歌は騒音ではない」というジャッジにより騒音勝負では1-2と負けていたものの、dB数では圧倒的だった。
なお、110dBを超える音は聞き続けると聴覚に支障をきたす騒音である。
また、この音量は個人で用意できる最高グレードの防音室でさえ普通の会話レベルの音量までしか減衰出来ない音量である。
春麗ダッドリー五分説
そんなわけがない。
まず前提として、3rdの春麗はどぐらのクソキャラ列伝でも取り上げられたぶっ壊れキャラである。
しかし、こくじんは大貫の春麗に喰らいついていた他、他の春麗使いに対しては勝ち越していた。
そのため、『俺が勝っているのは単に俺が強いだけ』『もしも有利なら他のプレイヤーもこくじんに勝てるはず』とし、この組み合わせは五分という説を唱えた。
補足すると、現在のようにインターネットによる情報共有が無く、最先端の対戦がゲームセンターであったため対戦の試行回数も今ほど多くなかったということからこういった『本来はあり得ない評価』がなされることも少なくはなかったのである。
大貫語録
格闘ゲーム界隈におけるスラングやミームのいくらかを作り出した張本人でもある。
アイイイイイ!
おそらく、ストリートファイター6から始めたプレイヤーが最も目にする「ナニコレ」な掛け声。
元々は大貫がテンションが高まった時に出る雄叫びで、本人はおそらく「ハイイイイ!」と言っているのだがHの音が抜けてアイイイイ! になっているものと思われる。
独特ながら使いやすいため歓声として使われることが多い。
あなたさぁ~
相手を問い詰めるときや、相手がやらかした時に使われる。
派生として、『あなたさぁ、いい加減気づきな?』があり、こちらは強キャラを使っているプレイヤーが自分のキャラを強いと気付かせるために使う。
こちらもミーム化しており、非常に使いやすい言葉である。
ありがとーーーー!
感謝を伝える言葉であり、ミームでも何でもない……と思いきや大貫がことあるごとに○○ありがとーーーー! ということから格ゲー界隈ではスポンサードの広告や賞金を出すと企業が発表すると配信のコメントでありがとーーーー! と感謝をするのが風習となっている。
実のところ、これが格ゲー界隈は民度が高いと言われる一因でもあり(プレイヤーの年齢層が高いため企業側の都合も理解しているというのもあるが)宣伝する企業側からしても印象がいいとFAVgameing格ゲー部門マネージャーのakikiさんが語っている。
やり得なので格ゲーに限らず界隈を盛り上げるために使おう。
俺のせいだーーーー!
自分が原因で迷惑をかけたときに使う。
自分の非を認めるのはエライ。
大体ごめーーーーん! に派生する。
軽く捻るか
正確には大貫の言葉ではなく、漫画「ウメハラ Fighting Gamers」における大貫のセリフである。
この漫画の大貫はだいぶ嫌な奴だが、ウメハラ曰くこんなものは氷山の一角とのこと。
実際、格ゲー喫茶ハメジュンの正月スペシャルとしてウメハラと共に登場した際にはもっとアレなエピソードがウメハラや本人の口から語られている。
同作はゲームの表現は誇張されているものの、「人物の表現はかなりマイルドになっている」らしい。
ごめーーーーん!
謝罪の言葉であり、格闘ゲーマーの鳴き声のひとつ。
格闘ゲーマーのミーム的には、コンボをミスしてしまった時や操作ミスをしてしまった時に使われる。
ヌキさんの場合は『俺のせいだー!』から派生することが多い。
さすがに?
格ゲー界隈で使われるツッコミの言葉。さすがにそれはおかしいでしょ? という意味合い。
こちらも非常に使いやすいため多くの格闘ゲーマーが使うスラングのひとつである。
~~じゃんねぇ?
語尾。独特な語尾だが使いやすいため使う人物はそこそこいる。
それだけかよ!
軽く捻るかと同じく漫画「ウメハラ Fighting Gamers」で登場した言葉。
ライバル視していたウメハラが大貫の挑発にも動じずさらりとインタビューに答えたときに思わず内心で吐き出したセリフだった。
ッケイ!
こちらも頭の音が抜けた言葉。アイイイイと同じく使いやすいため結構使われる。
オッケイ! の脱字ではない。
まーーーーじかーーーー
驚いた時の感嘆符。「ま」が伸びるのが特徴。