スペック
概要
ソドー鉄道トップクラスの力持ちにして兄貴分を務める大型テンダー機関車。そのパワーは客車20両を牽引できる程。
来歴
元々彼は、かのフライング・スコッツマンの原型である『クラスA1』製作時に、技師長が作った試作機であった(つまり彼はフライング・スコッツマンの兄にあたる)。その後しばらくは運用されず放置されていたのだが、本線用としてトップハム・ハット卿が購入し、クルー工場でソドー島入線のために大規模な改修を施され今の姿となる。
運用
ティドマスとバロー=イン=ファーネスを結ぶ急行列車を始め、主に本線の旅客列車の牽引を任されており、彼自身もそれを誇りとしている。反面、貨物列車の牽引が大嫌いであり、彼が貨車を牽くと立ち往生するハメになったり、脱線したりと散々極まりない事態が発生する。
また、試作機の宿命なのか故障も多く、作中でも安全弁が破裂して走行不能になったり、汽笛が鳴りっぱなしになったりとトラブルをちょくちょく起こしている。
性格
威張りんぼうな上、「自分は優秀でソドー島の中で一番偉い機関車である」と思いこんでいる、少しうぬぼれ屋。しかし、与えられた仕事は愚痴を吐きつつもしっかりこなしている辺り、プロ意識はかなり高い。
若干スピード狂なフシがあるが、第7期でスペンサーが登場して以降は彼と凌ぎを削っている。
トーマス達の中ではガキ大将的な存在だが、いざとなるとみんなの兄貴分となったり、ほかの機関車を助けてあげたりもする、実際は仲間をとても大切に想っているツンデレ持ち。
たまにエドワードを「チビ」「役立たずのおいぼれ」「鉄道の恥」などと罵倒している話があるがその殆どがエドワードから教訓を学ぶ展開になるのがオチである。