概要
CV:渡辺紘
凍結都市のステージに出てくるボス。国内有数の巨大ホテルを拠点として乗っ取り、街一つを凍結させる。街を解放するため、ガンヴォルト(またはアキュラ)は彼を倒しに潜入する。※1
モチーフは白雪姫※2
G7のリーダー格。四字熟語を好んで使い、円月輪や直刀、曲刀など七本の氷刃を使い分けて戦う技巧派で、知略にも長けており、リーダーに相応しい風格を持つ。
ミラーピースに封じ込めたシアンの力の大半を奪った主犯の一人で、無能力者を排除する事を考えているが、ガンヴォルトをこちらの陣営に何とか引き入れようとする苦心する健気さな一面もある。
変身時以外は糸目で開くことはないが、公式サイトのスクリーンショットを見る限り、ツリ目な様子。
第七波動(超能力)
超冷凍(オールフリーズ) 文字通り全てを凍てつかせる能力。この能力により、それぞれの刃の刀身は絶対零度すら下回る超低温になっており、これに接触したあらゆる物体の分子構造の柔軟性を失わせ切断する。本作に登場するボスで唯一の二つのスペシャルスキル持ちであり、その内一つは即死技である。
基本的に使うスペシャルスキルは氷華雪断
白闇に舞う冷氷花弁
地に堕つる間もなく斬り捌く
絶対零度 一刀両断
画面中央に浮上し周囲の冷気を吸収した後、縦方向の冷凍光線を4回放ち、冷気に巻き込まれ、巨大な雪の結晶状に凍らされた所を切り壊す。冷凍光線は次々と放って来るので、見えてからでは確実に食らうので注意。
そしてベラデンでの再戦で発動するスペシャルスキルは羅雪七星
極寒の空に瞬くアルコル ※3
七刃が描く斬撃の軌跡
雪溶けの後に残る者は無し
GV編のみ使用する即死技。彼を倒した後で発動される。大体は先ほどと同じくらいだが、違いは冷凍光線が横から撃ってくる事と最後の冷凍光線が極太である事。それに加え、撃った冷凍光線がそのまま氷柱になる事。冷気に巻き込まれ、巨大な雪の結晶状に凍らされた所を七回に渡って切り刻みまくる。誘導を間違えると最後の冷凍光線が避けられないので、誘導先を確認してから避ける事。全て回避しきるか、回避できずにGVが倒されると、直後にテンジアンも死亡し戦闘終了となる。
GVがこの技でやられると、特殊覚醒イベントが入り復活する。(一部の条件を除く。)喰らってもストーリーは進行するが、高スコアを目指すのなら必ず避けなけらばならない。
関連タグ
※1選んだ主人公によって、中ボスが変わり、ガンヴォルトを選んだのならアキュラが、アキュラを選んだのならガンヴォルトが立ちはだかる。
※2ニムロドのモチーフらしき童話の存在、凍てつかせる能力、物語の発端がミラーピース(鏡の欠片)などから、雪の女王をモチーフにしている可能性もある。
※3 修正前はアルコルではなく、カラコルになっていた。
この先ネタバレ注意!!
義理の妹と彼の過去(ネタバレ)
パンテーラの義兄である。同じ孤児同士として、同じ時を生きており、彼女の望む、能力者だけの世界を実現するために共に行動している。
そもそも彼が無能力を排除する思想になった理由は、ガンヴォルトとの戦闘中(凍結都市のステージより)のライブノベルにて語られる。
彼の生まれ故郷は、能力者は人種差別の対象だった。それにより親には捨てられ、住む場所もなく、道を歩けば石を投げられる始末。やがて空腹により倒れこむのだが、そんな時、優しい無能力者が自分に食べ物を分けてくれた。しかし、その食べ物には毒が仕込んでおり危うく命を落とすはめになる。この一件をきっかけに無能力者と能力者は分かり合えないと悟り、エデンにおける無能力者の排除の思想を芽生えさせることになる。時系列的にこの時かどうかは断定できないが、パンテーラとはこの時点で義兄妹の関係になる。
ベラデンでの再戦では、パンテーラの能力により本物の記憶と力を持った複製体として復活する。本人も言っているが、オリジナルを引き継いだコピーに過ぎないが、(これは他のボスも同様である。)自分がどのような事があっても(目的こそはどうであれ、)パンテーラを守ろうとする気持ちは、紛れもなく本物である。これも同じ境遇を生きたことによる影響かもしれない。