概要
CV:大泊貴揮
地下水道のステージに出てくるボス。
エデンの構成員が地下水道に入り込んでいる情報を聞き、彼らの狙いがその先の水道施設占拠によるライフラインの断絶だと予測し、そのような大規模テロを食い止めようとするガンヴォルトの前に立ちはだかる。
モチーフは人魚姫。
海を綺麗にしたいと考える人物なのだが、ライフワークの海洋保全活動している最中エデンに加担するようになった変わり者。
豪快で気風のいい性格のため多くの仲間から「アニキ」と慕われているが、考え方は極めて大雑把。その為、敵対する者…特に無能力者に対しては一切容赦がなく、どれだけの犠牲が出ようとも気にも留めず、むしろそういう事を考える自体を「小せぇ」と見下す傲慢さを見せる。
しかし、自らが「小さい」と見下しているガンヴォルト本人からは、海の環境の事ばかりしか目を向けず、他人を犠牲にする事を小さな事で片付ける自身の心こそ矮小で、そんな自身に守れる海なんてないと批判されている。
エデンに加担しているのは自身の目的のためでもあるが、無能力者をはじめとする人間がその気がなくとも海を汚すため、能力者だけの世界ができれば海を綺麗に保ちやすくなると考えている。
本人曰く「(互いの夢を実現するための)共通している部分もある。陸の汚れ(無能力者)を減らすってトコがな」
なお、彼が海を汚す存在として敵視するのは人間そのものであり、それは無能力者に限った話では無い。
それでも彼がエデンに協力しているのは「無能力者の方が数が多い=エデンに協力して無能力者を排除する方が人間の総数をより少なくできる」という大雑把どころか短絡的なロジックから。
そう言う意味では作中のネームドキャラの中でもトップクラスに危険な思想を持っていると言える。
また、ニムロドが守ろうとしている自然はあくまでも「海」のみであり、「陸」にもたらされる被害については殆ど関心をもっていない。その為、陸上にいる無能力者達を津波等によって全て洗い流してしまえば地球の環境が守られると考えているみたいだが、勘違いも良い所であり、そんな事をすれば陸上の動物達の多くが絶滅するのは間違いなく、土壌汚染や塩害によって陸上の木々や植物も全て枯れて大気汚染を加速させ、更には原子力発電所等で放射能がダダ漏れ状態になって海水にまで大規模な放射能汚染をもたらしてしまう事にも繋がる。
結局の所、ニムロドのやろうとしているのは、「エコ」どころが独善的な「エゴ」でしかない事になっている。
第七波動(超能力)
リキッド
液体を操ることができる。本来、液体であればある程度何でも操れるが、 彼自身の大雑把な性格が影響しているのか、水や海水以外を操るのは苦手としている模様。
スペシャルスキルはアクアアバタール
水面が映す我が写し身
全を飲み込む大いなる潮流
地上の穢れを清め流す
画面上部に水流を複数作り出し、その中を移動する。すれ違いざまに水の分身で攻撃、最後は自身の突進攻撃を繰り出す。水の分身の攻撃から繰り出す水の刃は、普通の攻撃の物の最初の刃だけなので、落ち着いて対処すること。
関連タグ
蒼き雷霆ガンヴォルト 多国籍能力者連合エデン エコテロリスト
テティス:元ネタが女性なのに男性キャラクター繋がり…というか制作会社も目的も同じ。
アクア団:海を増やそうと活動している組織。一応こっちは良識を捨てきれてない。