概要
イベント「自由をその手に」で登場。
信頼度をあげることで仲間に加わる。
極寒の地ノース・ヴァストのならず者集団「オダヅモッキー」のチンピラ。
褐色の肌に銀髪。髪型はオールバックで、顔にスカルのペイントをしている。
奥義 | アビリティ | サポート |
---|---|---|
レイン・オブ・バレット | トライバースト/ボンファイア/クレイジーブリッツ | フォアフロント |
生い立ちと性格
元捨て子であり、雪山で力尽きそうになっていたところオダヅモッキーの頭目であるグルザレッザに拾われ育てられた。
某世紀末漫画を連想させる無法者集団で育てられたため、基本的にテンションが高く、やかましく、好戦的。 公式にも「ヒャッハー」な性格と紹介されている。
仲間には「頭スカスカル」などと呼ばれてからかわれる程頭はよろしくなく、 無意識のうちに心の声を口に出してしまい、周囲にたくらみがバレバレになることが多い。
(ただしオダヅモッキーのアジトに案内する道中ノース・ヴァストの歩き方を主人公ら一行に指示して危険を回避し、後述する「組織」の作戦においてアジトの地下爆破を提案するなど、「スカスカ」とは言い切れない一面も見せる)
「自由」という言葉に強く執着しており、イベント内ではグルザレッザの掲げる「自由」に疑問を覚えたことから本人なりに「本当の自由」とは何か悩み考え、実行していくまでが描かれる。
イベント内での活躍
オダヅモッキーはオヤジことグルザレッザと彼の掲げる『奔放に暴れまわる自由』に惹かれた
ならず者のあつまりであり、縄張りを侵した人間に容赦ない私刑を行うなど残虐な集団である。また身内同士の互助の精神や情などもほぼない。バザラガには 「一国の軍隊ほどの戦力」とたとえられ、主人公達と「組織」の面々は苦戦を強いられることになる。
そこで育ったスカルも、仲間や育ての親を裏切って戦うことに疑問を抱くことはなく、
自由になりたい、オヤジを超えたいなら、寝返ってオヤジを倒せという、彼を利用するためのユーステスの提案に気軽に乗る。
だが裏切りの報いとしてオダヅモッキーの仲間から私刑にあい、瀕死のところを助け出してくれた主人公にかつてのオヤジとの出会いを重ね、自分を心配し涙を流すルリアとビィを見てからは本当の仲間とは何かを考え、少しずつ成長していく。
グルザレッザには「ビッグで自由な男」と敬愛の念を抱く反面「いつか越えるべき、倒すべき存在」という相反する感情を抱いている。
しかし、育ての親に対する情を最初は捨てきれず、戦闘の末グルザレッザを仕留めるチャンスを得たが、覚悟が揺れ、撃つのをためらってしまう。
(グルザレッザにもその甘さを指摘されており、二度目の対峙においても言及されている。)
命知らずの向こう見ずな性格でもあり、「死なないだろう多分」という腹づもりで、ユーステスら「組織」の作戦の一員として、オダヅモッキーのアジトの地下を爆発させるという自爆に近い役割を自ら引き受ける。
(その際、スカルの目的に気づき、地下に駆けつけたグルザレッザに対し"共に行こうやぁ空の底によぉ。"という言葉を放っているが、死ぬ気であったかは不明)
その後二度目の対峙で偉大な頭目・グルザレッザと決別し、自由を求めて主人公達と共に新たな世界を目指す。
(その際 「オダヅモッキーという家族をやめる」と発言したスカルに、かつての自分を重ねた瀕死のグルザレッザから、父としてはなむけの言葉を送られているが、暴走した星晶獣「ア・ウン」の爆発に掻き消されスカルの耳には届いていない)
備考
ユーステスとは対照的な性格であることに加え、オダヅモッキーという狭い世界で生きてきたスカルの発言に当初ユーステスは苛立ちを見せていたが、スカルが「本当の自由」を掴む覚悟を決めた後は「いい目になった」と評し、「組織」からは元組織の創始者の一人であったグルザレッザを抹殺するという密命を受けていたが、「ケジメをつけたい」と望んだスカルのためにその場を後にするなど、まんざらでもない感情を抱いていることが伺われる。
寡黙なユーステスの態度にスカルが焦れて騒ぎ、軽くあしらわれることが多いが、二人とも大の犬(ワンちゃん)好きであり、スカルの「ワンちゃん豆知識」に珍しくユーステスが食いつくなど趣味が合う。