東山聖歌
ひがしやませいか
CV:西野陽子
人物
第1話から登場。
南野奏が所属するスイーツ部の先輩であり、部長。
だが、堅苦しいことが嫌いなため、部長であることを下級生に意識してもらいたくない模様。
とはいえ、プロのパティシエ並の腕前を持つことから「スイーツ姫」と呼ばれ、尊敬されている。
自作したお菓子を配って食べてもらうのが好きらしい。
奏と響や部員同士の喧嘩の仲裁をするなど、見た目どおりの優しくおっとりした雰囲気を持つ。
一方で、響のキュアミューズを呼び出す校内放送に、「面白そうだから見に来ちゃった」と答えるなど、好奇心旺盛な一面も持ち合わせているようだ。
また、バスドラとバリトンを相手に、ケーキを持たせることで身動きを封じる技(?)を披露した。
スイーツ部員は全員お菓子がモチーフとなっており、聖歌先輩のデザインモチーフはデコレーションケーキだとか。
髪の色
第4話にて、本来金髪であるはずの髪の色が黄土色になるという着色ミスがあった(DVDでは修正)。
さらに、絵本などでは青髪や黒髪になっていることもあり、これらをネタにされることがある。
キュアシンフォニー
公式リークだと思われていたキュアビートのイラストの一つが、
あまりにも西島和音にそっくりだったので、彼女がキュアビートだとかなり噂されていた。
そのため、その隣に描かれていたキュアシンフォニーの正体は、
苗字の東西南北を共通点として、聖歌であると噂されていた。
結果、イラストは精巧さと偶然が重なったウソバレであったことが判明した。
詳しくはキュアシンフォニーに任せるとして、このキャラはあくまで公式の登場人物ではないのでイラスト制作者はオリキュアに関連するタグをつけるとよいだろう。
何故か出番が少ないセンパイ
序盤ではスイーツ部の部長として奏との絡みが多く、キュアミューズ候補の一人として疑われる話もあったりと美味しい立ち位置のキャラだったはずなのが……本編では14話以降登場カットすらないという出番のない時期が続いた。
41話でようやく復活を果たすが、再登場まで実に20話以上、約半年間もかかったことになる。
その後42話ではノイズによって操られるなどエピソードの中核の一つを担うが、その後はポツポツと大衆の中に登場したくらいである。
なお服装については聖歌先輩は私服も一切披露せず、基本冬服の制服でしか登場していない。ある意味徹底したキャラである。
東山聖歌は「主人公の日常の知人の一人」というだけであり、元々そこまで重要なキャラクターというわけではない。しかし、序盤でわりと出番があったのに、特別な理由なくいきなり出番がなくなったことには違和感を禁じえない。
一方、同じような立ち位置である西島和音には要所要所での出番があり、比較的いろんな服装も披露しているために存在感を出せている。これは聖歌先輩の不遇感をより強めることになってしまった。
その間にも、聖歌先輩が登場しても良いエピソードはいくつかあった(奏のスイーツコンテストシーンがある33話、お菓子を配るハロウィン回の37話など)だけに、スタッフから存在を忘れられていたのではないか?と疑わしくなるほどである。
結局どうしてこうなったのかはわからないが、このことから一部のファンでは不気味なまでの出番のなさがネタにされている。
ちなみにやや屁理屈感はあるが、OPではスイーツ部のシーンで奏と一緒に登場しているので、それを換算すれば一応全話登場していることになる。
そんな聖歌先輩だったが、オールスターズNS2では本編でも披露しなかった私服を着て和音とともに登場し、多少ながら雪辱(?)を果たした。
しかしアレが果たして私服なのかはやっぱり謎である…………。
その後の先輩
その不遇さからファンからは放送終了後も度々ネタにされる。和音も同様の傾向はあるが、聖歌先輩がこれまで辿ってきた道が強烈だったことから、プリキュアになれなかったことをネタにしたイラストは多い。
安定の聖歌先輩なるタグが生まれてしまうほどである。
一応注記しておくが、本編上、聖歌先輩がプリキュアになろうとしたことはないし、そもそもプリキュアの存在を強く意識しているかどうかすら怪しい。あくまでプリキュアになりたいという欲望を示しているのはファンによるネタに過ぎない。