概要
ポケモン超不思議のダンジョンのラスボス
普段目を背けている妬み、怒り、憎悪といった負の感情の集合体。
作中の行動
本編開始前
古代に出現し、その際世界を滅亡寸前まで追い込んだが、
偶然星の公転周期の影響で活動が低下した隙をつき、
ある一人の人間とそのパートナーが中心となって当時のポケモン達によって倒され、砕け散った。
しかし、前述の通り元々誰もが持っている負の感情の集合体であるため、
その欠片はポケモン達の心の片隅に戻り、ある程度成長した後
生命の樹に憑依した。
本編
ある程度再生したところで活動を再開。
障害となる伝説のポケモン達を石化したり、
記憶を無くしてポケモンとなった主人公を唆し、
完全に復活する為の準備をさせたりしていた。
完全に復活すると憑依している生命の樹を浮上させることで星の公転を止め、
自身もろとも星を太陽に呑み込ませるという壮大な自殺を実行しようとするも、
アルセウスの力で生命の樹に乗り込んだ主人公&パートナーがギリギリ間に合い、決戦となる。
それまで結んできたポケモン達の絆によってダークマターは倒れたが、
止めを刺そうとしたパートナーに対し、ダークマターは語る。
「自分は誰もが持つ負の感情の集合体、ポケモン達の心にそれがある限り何度でも復活する」と
言わば自分の影を踏みつけるがごとき無駄な行為だと言われたパートナーが選んだ行動は
それもまた自分達の一部であり、決して目を背けない(意訳)と誓い、
その上でダークマターを砕くことだった。
そして、存在することを赦されたダークマターは安らぎの中再び眠りにつくことになる。
本当はダークマターもまた死など望んでいなかったのかもしれない。
余談
見ての通り、設定がペルソナシリーズにおけるシャドウとほとんど同じである。
更に後半戦では一定ダメージを与えるごとにタイプが変わるため、
これを連想したプレイヤーも居たようだ。
「時を越えた人間はその瞬間にポケモンとなった・・・」
また、冒頭の心理テストの際『自分の中に眠るポケモン』という言葉が出てきたり
ペルソナQのエンディング曲が本作のストーリーとも異様なほどシンクロしていたりもする。
マグナゲートのラスボスである氷触体とも共通点が多いが
あちらは誰もが『諦め』を初めとした負の感情を持つことを否定され
有無を言わさず破壊された点で対称的である。