概要
横浜の闇を取り仕切るポート・マフィアの幹部の一人。
常に黒い帽子を被っており、性格は好戦的。小柄だがマフィアきっての体術使いで、自身の異能も相俟って高い戦闘力を持つ。テメェを『手前』と呼んでいる。
太宰とは犬猿の仲であり、顔を合わすたび喧嘩している。
よく太宰に身長が小さいことを馬鹿にされている。
また、マフィアに入った少年期には、尾崎紅葉に引き取られたと思われる描写がある。
プロフィール
異能力
名称 | 汚れつちまつた悲しみに |
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解説 | 触れたものの重力のベクトルと強さを操ることができる |
相手の攻撃を重力を上方に向けることでかわしたり、重力の強さを上げて地面をひび割ったりと、かなり多彩な使い方が可能である。
また、強化形態として『汚濁』があり、之を発動させることで鋼鉄の戦車をも打ち破れるほどの圧倒的な身体能力と小型のブラックホールを出現させて投げつけるといったことが可能になるが、目につくものを無差別に攻撃する暴走状態に陥ってしまい、太宰の異能無効能力がなければ体がもたずに死んでしまうリスクを持つ。
劇中での活躍
ポート・マフィアにとらわれた太宰に嫌がらせをするために、太宰の前に現れた。しかし太宰の策略にはまり、情報を吐かされた上に内股歩きのお嬢様口調という醜態をさらしてしまう。
その後一時的に太宰と共闘し、スタインベック・ラヴクラフトの「組合」コンビを撃退した。
武装探偵社とポート・マフィアと組合(ギルド)の三つ巴の争いの際には、単身で探偵社の本拠地を襲撃。与謝野晶子、宮沢賢治と戦い、マフィア幹部の名にふさわしい強さを見せつけた。