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中原中也(文豪ストレイドッグス)の編集履歴

2024-03-28 19:53:37 バージョン

中原中也(文豪ストレイドッグス)

なかはらちゅうや

中原中也とは漫画『文豪ストレイドッグス』の登場人物である。

「こりゃ最高の眺めだ、百億の名画にも勝るぜ」


「ビビッて帰って良い時はどんな時か分かるか?」

「ねえよ…… そんな時ぁ……」


プロフィール

年齢22歳
身長160cm
体重60kg
血液型B型
誕生日4月29日
好きなもの帽子、喧嘩、酒、音楽
嫌いなもの太宰治
長所太宰より強い事
短所何故か太宰に負ける事
座右の銘これで太宰さえいなければ
最近ハマっていること自宅のワインセラーの品揃えの充実
誰にも負けないと思っていること太宰を嫌う心
克服したいと思っていること大型単車の購入時、一応足がつくか確かめるのをやめたい
自分を色で例えると?赤。最も速く前に進むものは後ろから赤く見えると梶井が言ってた
10年後の自分は何してる?マフィアの支配地域を日本全土に広げてる
異能力汚れつちまつた悲しみに
CV谷山紀章
舞台版演者植田圭輔
モデル中原中也

概要

横浜の闇を取り仕切るポートマフィア五大幹部の一人。

常に黒い帽子を被っており、性格は好戦的。

小柄だがマフィアきっての体術使いで、自身の異能も相俟って高い戦闘力を持つ。武器としてナイフを持っている。

テメェを『手前』と呼んでいる。

部下想いで、組合の策略により発動された「Q」の呪いで死んでしまった部下が複数おり、Qを前にした際は「そいつを見ていると呪いで死んだ部下の遺体袋が目の前をチラつく」と部下のことを思い出している。


梶井基次郎や遊撃隊の広津柳浪とは飲み仲間で、マフィアに入った初期は、尾崎紅葉の下に配属されている。


太宰とは犬猿の仲であり、ポート・マフィアにとらわれた時、彼に嫌がらせをするために現れたが、太宰の策略にはまり、情報を吐かされ、彼の絶対に外れない予告のもと、

内股歩きのお嬢様口調をさせられる。


「二度目は無くってよ!❤

 無くって、よ……笑う所だろ!!」


ちなみに太宰の嫌いなところは呼吸していることらしい。


武装探偵社ポート・マフィア組合の三社鼎立では、上級秘書を黒蜥蜴梶井達と共に暗殺し、武装探偵社首領の伝言を伝えるため単身で探偵社の本拠地を襲撃、与謝野晶子宮沢賢治と戦い、マフィア幹部の名にふさわしい強さを見せつけた。

その後「Q」を奪還するために一時的に太宰と共闘し、一夜限りの「双黒」復活を果たし、スタインベックラヴクラフトの「組合」コンビを汚濁(おぢょく)の力で撃退した。


「共喰い」では、武装探偵社社長福沢諭吉と、ポート・マフィア首領森鴎外が共喰いの異能をかけられ、武装探偵社ポート・マフィアが対立した際は、戦況を指揮し、福沢諭吉が入院している病院を取り囲んだ。

江戸川乱歩に挑発され、1vs1で対決した際は、エドガー・アラン・ポオの異能により、登場人物1000人のうち、犯人はその半分という殺戮小説の世界へ送られる。全員を殴って解決を図っていたという。

その後脱出出来たようで、天人五衰の策略にはまった武装探偵社猟犬に追われた際には、重力操作で銃弾を操り、武装探偵社の逃亡を福沢諭吉森鴎外の交わした条件の元、手助けしている。




15歳の頃、中也は少年少女達で形成された『羊』というグループの長で『羊の王』と呼ばれていた。

ある事件を切っ掛けに太宰治と出会い、後にポートマフィアに加入する事になる。


ちなみに出会った当初太宰に呪いをかけられる……。

「僕は同じ15歳でこれから伸びるが君は大して伸びない」


……後にこの言葉が現実となる。


また、文豪ストレイドッグスのキャラとしては珍しく、両親の存在が明らかにされている。



異能力


「どこに行こうが、重力からは逃げられない。」


***

能力名汚れつちまつた悲しみに
解説触れたものの重力のベクトルと強さを操ることができる。
元ネタ中原中也の詩集『山羊の歌』「汚れつちまった悲しみに…」

自分や対象の重力を操作する事で、物体を重くするor軽くする、相手の攻撃をかわす、地面をひび割る、対象を地面にへばり付ける、自身に撃たれた弾丸を止める等、かなり多彩な使い方が可能である。また、自分以外のものに重力操作を行使するには基本的に触れなければいけないが、ある程度離れていても地面から能力を伝播させることで、重力操作可能だと思われる。


汚濁

汝、陰鬱なる汚濁の許容よ、更(あらた)めてわれを目覚ますことなかれ

また、強化形態として汚濁(おぢょく)があり、これを発動させることで鋼鉄の戦車をも打ち破れるほどの圧倒的な身体能力と小型のブラックホールを出現させて投げつけるといったことが可能になるが、目につくものを無差別に攻撃する暴走状態に陥ってしまい、太宰の異能無効化能力がなければ体がもたずに死んでしまうリスクを持つ。


関連イラスト

壊して唄って【マフィア幹部】中原中也

汚れつちまつた悲しみに「招宴は始まったばかりだぜ」

中也さん北の海


15歳時の中也

中原中也中也


16歳時の中也

中原 中也 - 文豪ストレイドッグス DEAD APPLE16歳


ファミマ限定デザイン衣装の中也

交渉



関連タグ

文豪ストレイドッグス ポート・マフィア 森鴎外

尾崎紅葉 太宰治 双黒 重力属性 DARKNESS_MY_SORROW 汚濁(文豪ストレイドッグス)


NLカップリング
中紅中与

BLカップリング
中也受け太中鴎中芥中立中
中也攻め中太中敦中芥中乱

映画特典小説、アニメネタバレ

ここからは特典小説、及びアニメ26〜28話迄の重大なネタバレが入っています。

望まれない方は避けてください



























「そうすりゃちっとは愛着が湧くかと思ったんだ。

模様に過ぎねェ俺を、この体の主人じゃねぇ俺って人間をな」


中原中也の記憶は途中からしか存在しない。

「太宰、中也、十五歳」時点での8年前(中也当時7歳と考えられる)、ある欧州の異能諜報員が巨大な力を求め、軍研究施設から『試作品・甲ニ五八番』と呼ばれる存在を奪った。

それこそ、中原中也である。

異能と既存の生物を組み合わせる『人工異能』の研究により、中原中也は生まれたのだ。

欧州の異能力者に奪われ、その異能で取り込まれようとした際起こった大爆発こそ後の『汚濁』と呼ばれる力であり、荒覇吐(アラハバキ)』と神のような力への畏怖を以て呼ばれるようになる由来である。

ちなみに『中原中也』という人格は「重力操作」という強力な異能をコントロールする為の、ただの『安全装置』に過ぎない。その為、人格という安全装置を失った『汚濁』形態は、異能『汚れちまつた悲しみに』の完全形態であり、本来の姿といえる。



中也が愛用している帽子はポートマフィア加入の際に贈られたもので、中也をこの世に引き摺り出した者の遺品である。

春河氏曰く、原作で帽子に付いているチェーンは「あの恥ずかしい帽子」という台詞に合わせて余計なものとして付け足したパーツらしく、贈られた時点では付いていないので、中也が自分で付けたのではと考えられる。⇒参照ツイート





そして新たに発売された『文豪ストレイドッグス STORM BRINGER』によって、彼の正体が『人工異能』研究の実験体、特異点生命体『荒覇吐』を持つ異能力者ということが判明。

エピローグで中也の両親がいたことが明らかになっている。

また同エピローグにて、人間と人間の細胞から製造された人造異能生命体は外科的判別はできないが、生体に刻まれた経験的差異(右手首に残った刺し傷)で中也が人間であると判明した。



ここからは単行本22巻およびアニメ最新話61話「黄昏のさようなら」の内容を含みます。望まれない方は避けてください

















約2年もの間所在が分かっていなかった中也は、単行本22巻の98話にて久々に登場する。

だが、その登場はあまり望ましくない形だった———


ポートマフィアの構成員は、その大半が吸血鬼と化しており、中也も例外ではなかった。

しかし、中也がいたのはヨコハマではなく、異能刑務所・ムルソーであり、太宰と敵対するドストエフスキーの手駒として戦っていた。

これにより、太宰と ドストエフスキーの戦いは、太宰&シグマvsドストエフスキー&中也という二対二の構図となった。


吸血種と化した中也はフョードルと共にムルソーから脱出していたが、太宰の策略にハマった事でムルソーの警備システムで溺死したハズだった。しかし、フョードルは中也にムルソーのシャッターを事前に重力操作の能力で歪ませておいた事でシャッターは閉まらず、淡水は溜まるには溜まるが、脱出可能には容易な程だった。


その後はシグマを落下していたエレベーターから脱出させた太宰を仕留める為に、フョードルより送られた。吸血種と化した中也は太宰の言葉にも反応せず、彼が「殴ってきなよ、そのへなちょこパンチで!」と自身に触れさせる事で吸血種化を無効にしようとしたが、フョードルはそれすらも折り込み済みで「やめなさい」の一声で中也を制止させる。フョードルの命令で中也は太宰の肩と頭部に銃弾を放つ。撃たれた太宰は血を噴き出し、死んだように横たわっていた





















※さらなるネタバレ注意‼(原作より先の物語であるアニメ61話「黄昏のさようなら」を未視聴の方は特にご注意ください。)




















































何と中也は森鴎外の命により吸血種に成りすまし、わざとフョードルの駒として振る舞っていた(フョードルに従うフリをしていた)のだ。


確かに、中也は太宰を撃ったのは事実だが、頭部に放った弾丸は重力操作で弾速を限りなく低速にしていたことで太宰の頭蓋骨に達する手前で停止させた。それに太宰がエレベーターに流れ込んできた淡水を切り抜けたのも、外から中也が重力操作でエレベーターのドアを開くアシストをしていたことが太宰の口から明かされた。


ちなみに、吸血種用の付け歯が取れない事を嘆いていた。


「取れねえ!! ボスが接着しちまって!!」


再起不能の重傷を負ったフョードルは、吸血種が操縦するヘリに乗せられたまま柱に激突、爆死した。その際に太宰へ


「いつもみてえに皮肉は言わねえのか?」


「いや、今日はやめておこう。

 解毒剤も手に入ったしね」


と双黒は語り合う。

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