ゲーム概要
対応機種はPS3、PS4、XBOX360、XboxOne、WiiU
現在続編となる「ウォッチドックス2」が開発中である。
舞台はCentral Operating System(通称:ctOS)と呼ばれるシステムで管理されているシカゴ。
エイデン・ピアースというハッカーは独自仕様のスマートフォンでctOSをハッキングすることができる。
これを用いて戦闘、ステルス、カーチェイスを有利な状況に変えることが可能。
ゲームシステム
ハッキング
主人公のエイデンが使用するスキルであり、大抵のミッションはこれがお世話になる。
例えば、信号機をハッキングして交通を混乱させたり、カメラをハッキングして監視や操作したりと様々。
また、市民の個人情報を見ることができ、対象者をハッキングして電話の盗聴や口座の操作も行える。
クラフト
所持している素材でツールを作る。
敵を誘き寄せる「ルアー」、投擲して爆発させる「フラググレネード」、通報やスキャンを妨害する「ジャミング」など、目的に適ったツールを作って使える。
どこかに作成済みのツールを販売する店が存在するらしい。
オンライン
従来ではメニューからオンラインモードを選択してからプレイするが、本作ではシングルプレイ中からシームレスにオンラインモードに移行する様式である。
ゲーム中に他のプレイヤーからの挑戦や招待を受けたり、こちらから他のプレイヤーに介入するようになっている。
ただ自分以外のプレイヤーは一般市民に見える。
1vs1
ここではルールや勝利条件が異なるので、侵入や尾行を行うプレイヤーをA、受け側のプレイヤーをBとする。
- 尾行
侵入者Aは対象者Bを自分の視界に相手を入れ、尾行進行度を100%にする。
カメラ経由で監視しても継続できる。Bは進行度100%になる前にスキャンしてAを特定する。
BがAを特定できればチェイスに移行する。
- ハッキング
侵入者Aは対象者Bをハッキングし、その直後に円形状のエリアに留まりながら進行度を100%にする。
BはAを特定しなければならない。また、Bはジャミングを使ってAのハッキング進行度を1回だけ一時停止させることができる。
BがAを特定できればチェイスに移行する。
- チェイス
侵入者Aの尾行やハッキングの進行が失敗した時にルールが変更される。
AはBの追跡から逃れなければならず、BはAに逃げられる前に始末しなければならない。
- ctOSモバイルチャレンジ
この対戦だけ特殊な方法を持つ。Aはタブレットやスマートフォン、Bは据置型のゲーム機を使用する。Bは車両に乗った状態からスタートし、時間内にすべてのチェックポイントを通過する。Aはヘリを操作しながら警察車両を召喚したり車止めや信号機などをハッキングしてBを阻止する。
3人以上
モード | 説明 |
---|---|
レース | 公道を使い、1位を目指すモード。ライバルとぶつけ合ったり、ショートカットを利用したり、ハッキングで妨害したりしても構わない。8人まで参加できる(PS3/Xbox 360は4人まで)。 |
解読 | エリア上にあるファイルを長く保持し先に100%解読を目指す。保持している敵を倒すか、敵の近くでハッキングするかしてファイルを奪うことができる。人数によって個人戦になったりチーム戦になったりする。 |
用語
ctOS
ブルーム社がシカゴ中に導入したOS。作品中に登場する電化製品、電子機器はほぼ全てこれが導入されており、シカゴ中のあらゆるシステムを管制、統括している。
シカゴ市内各地にctOSのサーバータワーが建設されており、これをハッキングする事でゲーム内容が進行し各種アクティビティが解除される。重要なctOS施設には武装した警備員が動員されており、シカゴのあらゆるシステムに介在する重要なシステムである。
ビジランテ
「自警団」を意味する言葉だが、本作では主に主人公エイデン・ピアースの異名として扱われる。独自に犯罪者を見つけ出し粛正していくエイデン・ピアースをみたシカゴ市民は彼をビジランテと呼ぶ。
デッドセック
シカゴ市内で活動する非合法ハッカー集団。市内各地に構成員が存在し、ctOSに依存しっぱなしのシカゴ社会の危険性とctOSの脆弱性を訴えている。ctOSの開発企業であるブルーム社とは対立関係にあり、度々ラジオニュースでも名前が登場する。
エイデンとは協力関係にあり、ミッションの際には情報支援を行ってくれる場合もある。
フィクサー
本作で登場する非正規の仕事を請け負う者達。「傭兵」とも「殺し屋」とも呼ばれる。
主に主人公を襲う敵キャラとして多く登場し、銃火器を用いて攻撃してくる。
シカゴ市内ではctOSのハッキング攻撃を主とするが、銃器による実力行使も厭わない。
ストーリー
あるシカゴにおいて、ハッカーのダミアンと彼の弟子エイデンはホテルに居る多くの富裕層の口座を吸い上げる計画を実行したが、何者かが二人の行為を探知する。
エイデンは実行を中止しようとするが、ダミアンは侵入者を探しながら計画続行と判断、しかしエイデンはハッキングに使用したシステムを独断でシャットダウンした。
その数日後、何者かの復讐によりエイデンの姪であるレナ・ピアースが帰らぬ人となってしまう。
その犯人を突き止めたが、彼は何者かに雇われた実行犯だった。
エイデンはその計画犯となる何者かの正体を探ることとなる。
登場キャラクター
- エイデン・ピアース
声:森川智之
本作の主人公。
姪の死をきっかけに、フィクサーから足を洗った。
人を傷つけるような犯罪自体を憎んでおり、自分とは関係のない事件なども未然に防いでいる活動を行っている。
このことから街の人々からはビジランテ(自警団)として認識されている。
ctOSへの高度なハッキング技術を持ち、大抵のctOS機器を瞬時にハッキング出来る。この技術を活かしてかctOSの監視カメラからはエイデンの顔はモザイクが掛かり全く識別できない。
フィクサーとして行動する際はスカーフをマスクの様にして顔を隠している。
犯罪に対して非情な言動を取るが、意外と家族想いであり、甥のジャクソンから慕われているらしい。
- ニコル・ピアース
声:本田貴子
エイデンの妹であり、レナとジャクソンの母親。
デザイナーの仕事をしている。
- クララ・ライル "BadBoy 17"
声:宮島依里
エイデンの協力者。
「デッドセック」と呼ばれるハッカー集団の一員。
- レイモンド・ケニー"T・ボーン"
声:山路和弘
ctOSの開発に関わってた技術者。
自身を裏切ったブルーム社への復讐の機会を狙っている。
エイデン編から後の世界を舞台にしたDLC「BADBLOOD」では主人公となり、仲間のシーラ・
ビリングスからの依頼を請ける形で様々な任務に就く。
- トビアス・フルーワー
声:高戸靖広
元ブルーム社勤務のホームレス。シカゴの高架下のジャンク小屋で生活している中年男性。
被害妄想がかなり激しく、初対面の人物を異様に警戒する癖がある。
ジャンク小屋の周囲にも機銃やグレネードランチャーを取り付けた改造監視カメラをあちこちに配置しており、その警戒心は異常とも言える。更に軽度の薬物依存、情緒不安定まで揃えた人物である。
ハッキング技術は比較的高い方であり、デフォルトからのサイバー攻撃を押され気味だったが迎撃できている場面がある。
DLCの「BADBLOOD」では主人公T・ボーンの相棒として共に協力し行動する。
- ジョルディ・チン
声:山野井仁
中国系アメリカ人のフィクサー。
飄々とした性格だがエイデンの要請で武器や車両の調達、更にはエイデンの支援攻撃まで行う程の実力派。
- ダミアン・ブリンクス
声:三上哲
エイデンの師匠。
- デフォルト
声:???
ネズミの面を付けた凄腕ハッカー。DLÇの「BADBLOOD」でも登場し、エイデン編と同じく敵として登場する。
関連イラスト
関連タグ
別名・表記ゆれ
Watch_Dogs、watch_dogs、WatchDogs、watchdogs