概要
CV:
鳥山京子(’66、'67劇場)
白石冬美(’68テレビ、'80劇場)
千々松幸子(’79-’80テレビ)
植田佳奈(’01-’02テレビ)
玉川砂記子(’12劇場「RE:CYBORG」)
白石晴香(デビルマンVSサイボーグ009)
福圓美里 (CALL OF JUSTICE)
コードネームはサイボーグ001。
0歳。誕生日不明。ロシア人。父であるガモ・ウイスキー博士の手によって脳改造され成人の10倍の脳の働きをもつようになった結果、超能力を身につけた人間の赤ん坊。ゼロゼロナンバーの中で唯一機械を埋め込むサイボーグ手術を施されなかった異色の存在であり、どちらかと言えば改造人間寄りである。優れた頭脳によって参謀的役割を担い、超能力によってメンバーの窮地を救うこともあるサイボーグ戦士の切り札的存在である。
母エリカは息子の脳を改造するという非人道的行為に及んだ夫ガモ博士との口論の果て、夫に殺害されている。
脳改造の結果、人間の潜在能力を100%発揮できるようになった代償として肉体の成長スピードが極端におそくなってしまい、何年経っても赤ん坊のままの体となってしまった。
脳の全領域を酷使しているため、その疲労は常人以上らしく「彼にとっての1日=1か月で、15日間眠っては15日間起き続ける」という特異な生体サイクルに変化してしまった。
言葉は話せないが改造の影響で自我が非常によく発達しており、テレパシーで意思疎通を図れる。
一人称は「僕」。
自分を改造した父親に対しては愛憎入り混じった複雑な感情を抱いている。
目元を覆った短髪の赤ん坊で、常時おしゃぶりをくわえている。能力を発揮している最中は、頭髪で隠れている目が光る。RE:CYBORGではくりくりした目が露わになったキャラクターデザインに変更された。
平成アニメでは脳死状態で生まれた所をガモ博士の脳改造によって復活したという設定である。ブラックゴーストの元で働くガモと一緒にいたものの、研究費に窮したガモによってゼロゼロナンバーサイボーグ開発グループに研究材料として売られるという、殊更哀れな身の上であった。
常人を超越した頭脳と、複雑な家庭事情を持ったためか、冷静沈着でどこか達観している人物である。時折子供らしく茶目っ気を見せることもある。