刀について詳しくは→大包平参照
プロフィール
概要――ノーカネヒラからイエスカネヒラへ
サービス開始当初から実装されていた刀剣男士の一人で、同じ古備前派の鶯丸にはあたかも既に存在しているかのように言及されており、当初から大包平の存在は示唆
されていた。加えて2015年4月には、運営からも来年(2016年)には実装するとアナウンスが
あり登場すること自体は確定的なものとなった。
・・・が。それ以来長らく実装の気配はなくただ時だけが過ぎゆくばかり、サービス開始1周年を
過ぎても大包平の「お」の字もない。大包平の登場はまだなのか、いつなのか――鶯丸以上に
待ち焦がれた審神者たちは、いつしか「おおかねひら」という読みをもじって「ノーカネヒラ」
と言い出すようになった。そして新キャラクターも続々追加されていく中、一部ビジュアル
発表の度にすわ大包平登場か、と考察され騒がれるも結局違う男士であることが確定すると
「ノーカネヒラでフィニッシュです」となるのが一種の様式美(?)として確立されつつあった。
だが年の瀬も近い2016年12月16日、審神者たちに電流走る。
刀剣乱舞運営は、基本的に実装予定のキャラクターについてはまず画像の一部分だけを
公開しこの段階では名前は伏せるのだが、そこに映っていたのは鶯丸に似た服装(刀派が
同じ場合、服装のデザインは統一される傾向にある)で、元となった刀剣の所有者であった
池田家の家紋をモチーフにしたとみられる紋を身に着けた男士だったのだ。
これらの要素に加えて、2016年に実装というアナウンスがありながらもその気配もないまま
とうとう12月半ばを迎え時期的に考えて年内最後の追加キャラクターとなる可能性が高いこと、
「(冬イベントの)連帯戦では新しい男士が登場」という予告もあったことから、大包平で
あってほしいと切に願った審神者も多かったことだろう。
反響は凄まじいもので、この時点ではまだ名前が確定していないにもかかわらず大包平
関連の言葉がTwitterのトレンドを多数占めたばかりか、Twitter公式からも「審神者の
皆さん、新キャラクターの名前の発表が待ち遠しいですね」と言及され、ついには世界
トレンド2位に入るという快挙(怪挙?)を成し遂げるほどであった。
そしてついに2016年12月19日、運営との約束の日は訪れた。この日に全身画像公開と共に
正式に実装が発表され、2016年12月20日から2017年1月17日までのイベント「連隊戦」での
獲得アイテム・御歳魂(おとしだま)を10万集めた報酬として入手が可能になった。
当然審神者たちは歓喜に湧き、先に述べた「ノーカネヒラ」を大包平が来るという意味を
込めて更にもじり「イエスカネヒラ」と祝福した。
公式Twitterの紹介
古備前派の刀工包平作の太刀。共に刀剣の横綱といわれながら、天下五剣でもある童子切安綱をライバル視する。歴史的な逸話や伝説にやや乏しく、池田輝政に見出されたという一説は彼の拠り所。同郷の鶯丸に観察されている。
(公式Twitterの紹介文)
キャラクター像
勝ち気そうな印象の赤髪青年。服装は赤と黒を基調とした学ラン風洋装をベースにしており、
底に大鎧の大袖、栴檀板を重ねてからベルトで留めている。なお、内番衣装デザインは
刀派つながりで鶯丸とお揃い。ただし、こちらは通常衣装と同じ赤と黒を
基調としたジャージ。
印象通り尊大で勝ち気な性格。池田輝政に見出されたこと、現存する全ての”日本刀の中の
最高傑作”たることを誇りとしている。しかしその一方で逸話に乏しく、天下五剣に
選ばれなかったことに引け目を感じてもいる様子(天下五剣は刀の技術面や価値よりも
逸話から選ばれているため)。とはいえ、天下五剣に選ばれこそしていないものの刀としての
技術面や価値は間違いなく日本刀の最高傑作と呼ぶにふさわしい。
「日本刀の東西の両横綱」と並び称されているが、天下五剣の一振である童子切安綱に
強いライバル意識を燃やしている。また同じ刀派の鶯丸や天下五剣、刀剣の父を自称する
小烏丸と内番手合わせをすると特殊会話が発生する。手合せの際、相手によっては
食って掛かる言動もあるが結果は・・・。
その他の内番も、特に乗り気というわけでもないがさりとて不満を漏らすでもなく取り組んで
おり、鶯丸とは違いサボることはないようだ。
同じ刀派で「兄弟のようなもの」と自称する鶯丸からはその性格を面白がられており、公式
ツイートにもある通り観察対象にされている。鶯丸と出陣すると発生する回想では、まだ見ぬ
童子切と決着をつけんと息巻いているところを彼にからかわれる一幕が見られる。
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