概要
西ドイツ海軍によって計画され、ドイツが再び統一される前に退役されたフリゲートのこと。計画名は「F120型フリゲート」又は、「護衛艦55」。
艦名は全て西ドイツの都市名であり、1957年から1964年にかけて6隻建造された。戦後のドイツ海軍として、はじめて建造した大型戦闘艦であり、世界で初めてCODAG方式を採用された艦でもあった。本級は対潜作戦用のフリゲートで、迫撃砲やロッケト砲も対潜戦を重きに置いたものだった。
だが、対潜装備を置かれたせいで性能に限りがあったことから、後継となるブレーメン級フリゲートの就役に伴って順次に運用を終了し、1989年までに全艦が退役した。