機体概要
マスラオの二振りのビームサーベルに代わり二振りの実体剣を装備している。
そのほか、GNコンデンサーの増設やGNクロー、射撃武装であるトライパニッシャーといった追加武装も施され、カラーリングも、マスラオの黒/赤から黒/白に変更された。
なお疑似太陽炉は両腰に1基ずつ、計2基搭載されているがリボーンズガンダムのようなツインドライブではない。
最終話直前で刹那・F・セイエイのダブルオーライザーと互角の一騎打ちを繰り広げるが、あと一歩のところで一太刀を白刃取りされ、破れている。
武装
強化サーベル「シラヌイ」「ウンリュウ」
マスラオのビームサーベルの発振器を移植した実体剣。
左手の長刀が「シラヌイ(不知火)」、右手の短刀が「ウンリュウ(雲龍)」。
ガンダムのGNソード系武装と同じく、刀身にGN粒子を纏わせることでビームサーベルとしての特性も併せ持つ。
2本の柄を連結させることで、双刃の薙刀「ソウテン(蒼天)」となる。
後頭部のエネルギーケーブルは、サーベルが分離状態の場合は発振器に、連結状態では左肩に接続され、背中のGNコンデンサーからサーベルへと直接粒子供給が行われる。
不使用時はビームサーベルと同じく左右のサイドバインダー、もしくは連結状態で腰部後方に懸架される。
トライパニッシャー
腹部と両肩の装甲下に増設された砲口を展開し、3門のビームを球状に収束・圧縮して撃ち出す。
MS用の内装火器としては最大級の威力を持つが、粒子消費量も桁違いに大きい。
将来的な制式化を見越して追加された装備であり、ブシドーの本意によるものではない。
ガントレット
強化サーベルからのエネルギー逆流を防止する目的で、利き腕である左腕に装備された篭手。
単純な防御装備としても使用される。
GNクロー
サイドバインダー先端に追加された開閉式の大型クロー。
バインダー自体の接続方法も、大腿部から腰に追加された折り畳み式アームに変更されている。
レーザー機銃
頭部に2門を内蔵する。
他の火器と違い、粒子ビームではなく高指向性のレーザーを発射する。
GNバルカン
胸部に2門を内蔵する。
ビームチャクラム
本機と「マスラオ」にのみ採用された試作兵器。
頭部左右の強化型クラビカルアンテナの間に形成された、円環状の粒子ビームを射出する。
GNフィールド
両肘と両肩に設置された突起状のGNバーニアはGNフィールド発生器としての機能を併せ持ち、二刀流という戦闘スタイルから盾を持たない本機の防御装備として使用される。
その後の影響
2ndシーズンの2年後にあたる劇場版に登場するMS・ブレイヴに戦闘データが継承されている。
グラハムも搭乗するぞ!!
関連項目
機動戦士ガンダム00 ミスター・ブシドー グラハム・エーカー