概要
運転中の映像を証拠として記録するビデオカメラのことである。
「ドラレコ」と略されることが多い。
主に自動車用のものが有名だが、バイクや自転車用も発売されている。
また、近年は鉄道でも殆どの車両が装着している。
主な目的は、事件・事故が発生した際に当時の状況を記録し、証拠として残すためである。
自動車やバイクでは交通事故で最も有力な証拠となり、警察による検証やその後の示談を左右する重要なアイテムである。
特に2010年代後半に煽り運転が社会問題化(その後の法改正で厳罰化)してからは普及が進み、同時に低価格化の傾向にある。
他にも、当たり屋行為を受けた際の証拠としても有効である。
この手の「事故」では、接触していなくても「被害者」が接触したと言えば自身が加害者扱いされる上、従来はそれを証明する方法が第三者の目撃情報しかなかったため、泣き寝入りする事が多かった。
しかし、ドライブレコーダーを装備していれば接触していないか、もし接触していても”加害者”
が故意にそのような動きをしたかが判別できる。
装着にかかる費用より、その後の有事の際のリスクを考慮すれば、車両購入時からの装着が強く推奨されている。
旅の想い出も記録できるため、自家用車での旅行にも役立つ。
関連項目
COMTEC:ドライブレコーダーの有名メーカー。