概要
スキンヘッドで厳つい外見をしているが、昔は「女みたい」といじめられていたらしい。
リン編の時点で既に引退して畑を耕していたが、ラングレンより偽公女討伐の命を受け、リン一行の前に現れる。目で人を判断する傾向があり、リンの瞳を見たことで彼女を悪人ではないと確信し仲間に加わる。リン編終了後、血が再びたぎってしまったため、戦いの勘を取り戻すためにまた旅に出る。
極度の方向音痴で、ベルンを出てキアランに帰ろうとした際には75回も同じ場所を回っていた。また、戦後もキアランに帰還するつもりが道を大きく間違えてなぜかイリアに辿り着き、そのまま隠居することになった。その一方、かなりの自信家。豪快な性格で、「ふははは」という笑い方が特徴。
豪快な性格とは裏腹に物事を深く考えており、ハサルとマデリンが駆け落ちした際には、強引に連れ戻した場合マデリンが自害をし得る、このまま放置したほうが幸せになるだろう、などの考えからあえて主君の命に背き彼らを見逃した。また、リンとの支援会話にも彼の漢気を見ることができる。逆に部下からはスパルタ教育を行うことで恐れられており、特にウィルはワレスから逃げるために影で密かに特訓を重ねる程。良い意味で反面教師となっている。
リン編のノーマルモードでは中途半端なレベルでありながらプレイヤーに強制的にクラスチェンジさせようとするため、熟練のプレイヤーから「ワロス閣下」という不名誉なあだ名をつけられている(ハードモードでは任意)。その後のエリウッド編(ヘクトル編)での再登場時に中立のまま敵軍の中で登場するために早めの救助が必要となる。