概要
ムーミントロールの親友。
人間のように見えるが、「ムムリク」と呼ばれる種族の妖精。
自由と孤独を愛し、冬になると一人旅に出て、春になるとムーミン谷に戻ってくるという生活をしている。
そのボヘミアン的な生き方にあこがれる現代人は多く、主人公のムーミントロールをしのぐ人気キャラクター。
父はムーミンパパの友人のヨクサル、母はミムラ夫人、姉にミイがいる。
名前の意味は「嗅ぎ煙草(スナフ)を吸う人」。原作(スウェーデン語)では「スヌスムムリク(嗅ぎ煙草兄さん)」となって読みづらいため、日本では英語訳の「スナフキン」が採用された。アニメではパイプ煙草を愛好。
周りによくニョロニョロが現れる。
日本のアニメで放映された旧ムーミン、新ムーミンと称される昭和デザインと楽しいムーミン一家(冒険日記)のデザインは大きく変わっている。
また、原作とアニメの他に劇場公開されたパペット版のデザインもあり、このスナフキンのデザインが歴代で最も異彩を放っている。
スナフキンはトーベの母方の叔父がモデルになっている。(ムーミン画集 - ふたつの家族 -)
作者のコメントでは、「スナフキンは最初は憧れていたけれどよく考えてみたら甘やかされたキャラクター」とのこと。
旧ムーミン版(旧スナ)(CV西本裕行)→原作に近しく、ハーフパンツ。頭身が高い。頭髪は描かれていない。
新ムーミン版(新スナ)(CV西本裕行)→頭髪が出現。頭身が高く大人びている。
楽しいムーミン一家版(平スナ)(CV子安武人)→最も知名度が高いデザイン。頭身は低く顔立ちも幼い。頭髪が描かれている。コヤスキン。
パペット版(パペスナ)(CV岸田今日子 白熊寛嗣 段田安則) →ブロンドめいたストレートの髪と明るい青緑色の瞳。裸足。知名度が低く、知っている人にも忘れられることがままある(らしい)。
また、作品により性格も違う。原作のスナフキンは人付き合いが苦手な人物で、心を許すのはムーミン一家などごく一部だけ。アニメの初期ではかなりクールな性格だったが、段々と温厚になった。
都市伝説
その謎めいた雰囲気からか、『核戦争後に唯一生き残った人類で、世界の行末を見守るために旅をしている』とか『退役軍人で、核戦争後にはぐれた原隊を探している』とかいう都市伝説がある。
なおこの都市伝説は「スナフキンは人類ではない」「原作発表が1925年であり、当時核兵器は存在していない」など、それらはありえないという証拠がある。よって本当ではない。
関連イラスト
こんな発言をした事も…
関連タグ
テロスキン 美スナ ドエスキン おまえはサナダ虫にも劣るカバだな
スナフキン100users入り スナフキン1000users入り
とんがり帽子のメモル リュックマン/スナフキンがモデルではないかといわれている。
金谷ヒデユキ/ボキャブラでのキャッチフレーズが『地獄のスナフキン』
ミカ(GuP)/明言はされていないがスナフキンがモデルといわれている。