昔の日本の官吏、役人の呼称。「従う」という意味の「さぶらう」が語源である。
本来は朝廷や貴族に仕える下位の支配階級を意味したのだが、後世では武芸をたしなむ役人、すなわち武士をさすようになり、さらに後、上級の武士に使われるようになった。
また、武芸家のみならず、法律について学んだ人々のことも、侍と呼んだ。
武士と侍の違いについて述べると、家を持つ主人が武士、武士に仕える奉公人が侍である。武士は騎乗を許された。侍は、まあとりまきの補助員である。
資料上で「士」とあると、武士を意味しつつ「さむらい」と読む。また、武士も自分の事を「さむらい」と称する。
以上の経緯についてはまったく関係なく、pixiv内では武士の姿をしたキャラクター、あるいは着ている服が洋服であるが刀を持ったキャラクターのイラストにつけられることが多い。
ときには宗派によっては刃を持ってはならない巫女に刀を持たせて侍と称することもあるが、そこは飽くなき表現の自由、大いなる想像の産物である。