概要
隠そうなんてケチなこと考えてたわけじゃねぇんだ…!
文字通り超サイヤ人ブルーに界王拳を上乗せした技。
超サイヤ人ブルーの青いオーラの上に更に界王拳の赤いオーラが出る。
今まで超サイヤ人と併用しなかったのは、超サイヤ人自体界王拳と相性が悪かったからであるが、
強さと穏やかな心を併せ持ち、気のコントロールを極めた超サイヤ人ブルーは例外的に界王拳と相性がいいので使える。
但し、それでも超サイヤ人と界王拳の気の調合を間違えると気が暴走して最悪の場合死亡するらしく、非常にシビアであることが分かる。そもそも界王拳自体が反動の大きい強化技であるため、強力な形態と併用するとなると相応の対価を支払うこととなる。
また、上手くいったとしても遅発性乱気症という後遺症に少し時間を置いて苦しめられることになる。
そのシビアさから当初はヒット戦でしか使用しなかったが、未来トランクス編以降頻繁に使用するようになった。
どうやら、後遺症が発生するのは10倍などの高倍率にしたときのみのようだ。
ちなみにドラゴンボールヒーローズ系統で使用する必殺技は「10倍ゴッドかめはめ波」。
使用場面
対ヒット
「界王拳…これがオラの奥の手さ!」
本形態を初使用した場面。
目にも留まらぬ超スピードと時を止める特殊能力「時飛ばし」を持つ超強敵ヒットに対して、彼の行動を先読みして攻撃するなどの戦法を駆使し戦う悟空だったが、ヒットが戦いの中で純粋に成長したことで追いつけなくなってしまう。
そこで悟空はヒットの強さを讃え、きたるべきビルスとの再戦に備えて調整を重ねていた本形態に変身。
ヒットですら目で追いきれないスピードを見せつけた上で10倍界王拳を発動させ、一時的にせよ時の止まった空間内を動いてヒットを叩きのめすと言う承太郎も真っ青な活躍をする。
さらなる成長を遂げたヒットとも互角の戦いを繰り広げてみせるも、殺し屋たるヒットが「殺してはいけない」というルールにより真の本気を出せていないことが発覚。不殺のルールの撤廃を求めた悟空の一言が原因でビルスとシャンパが口喧嘩を始めて試合は中断、そうこうしているうちに悟空の身体が限界を迎えてしまい「今度は一対一で勝負しようぜ」と言い残して武舞台から飛び降りて場外負けを喫した。
その後身体にかかった負担の膨大さに悟空は界王拳を再び封印する事を決意するが…。
対合体ザマス
「界王拳んんッ‼︎」
まさかの再登場。
合体ザマスの「聖なる逆鱗」をゴッドかめはめ波で押し返し、両腕と引き換えにザマスに回復困難なダメージを与えた悟空が追撃をかける際に使用し、更なるダメージを与えることに成功した。
しかし今回は既に全身にダメージを受けている上に先述のかめはめ波により両腕が使い物にならなくなり、ザマスに片脚の骨を粉砕されているという満身創痍に等しい状態で使用したが故に10倍界王拳を発動させる前に自壊ダメージにより倒れてしまった。
対ベルガモ
「まだだ!特大パワーをくれてやるっ!」
またしても再登場。
相手のパワーを吸収し自分の力に変える強敵ベルガモに対し使用。
既に超サイヤ人のパワーを吸収していたベルガモだったが、それをはるかに上回る超パワーを誇る超サイヤ人ブルー界王拳の敵ではなく、界王拳ゴッドかめはめ波により倒された。
ベルガモが物足りないと言っていた悟空であるが、ここまでの全力の攻撃を受けてよくベルガモは死ななかったものである。
対トッポ
「オラも限界を突破した姿見してやるよ!」
第11宇宙の英雄トッポの「ジャスティス裸締め」を受けて失神寸前にまで追い込まれた悟空だったが、超サイヤ人ブルーに変身して一転、猛攻を仕掛ける。
それによりダメージを受けた上に自分の誇りとも言うべき特注ユニフォームを傷付けられたことにトッポは怒り、本気を出す。
それに対して悟空も負けじと超サイヤ人ブルー界王拳に変身し、両者が激突する…
…かと思いきや、「このままではどちらかが死ぬ」と見た大神官が勝負を中断させたことにより決着はつかなかった。
ちなみにベルガモ戦で界王拳を使った後すぐに一切の回復なしで使用した界王拳であったが、反動はあまり見られなかった。
別表記
超サイヤ人ゴッド超サイヤ人界王拳