寄生虫めが!
CV:仁内建之、中尾隆聖(『SUNRISE WORLD WAR』没後代役)
概要
クリン・カシムの父・ドナン・カシムの補佐官(秘書みたいなもの)としてカシム家に出入りしている25歳の青年。
若く博識で機転が利く一方で、狡猾で策謀に長けた人物。権力欲が非常に強い野心家で、他人を利用しては切り捨てたり、目的の為には手段を選ばず、己の手を汚す事すら厭わない。上司であるドナンからは政治家としての能力を評価されながらもその本性を見抜かれていた為に疎んじられていた。
やがてドナンが病に倒れた後にドナンを裏切り、連邦政府のデロイア駐在弁務官の肩書きを獲得、事実上デロイアにおける地球連邦側最高実力者となる。
上司であるドナンを追いやり、フォン・シュタインを謀殺、謀略を多用した末に独立派の穏健派・ヘシ・カルメルを丸めこもうとするも、結果的に反目される。最期は散々情報屋として利用してきたコール・デスタンによって射殺され、自業自得の末路を迎えた。
余談
政治劇的な色合いが強い同作において、中盤から最後にかけては主役レベルの活躍をした存在。見た目からは想像しがたいが、25歳という非常に若い野心家であり、それ故に作中では一番他人に殴られた回数が非常に多い。