CV:斉藤壮馬
概要
「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の主人公。19歳。
1年間引きこもり生活をしていたが、育ての親であるセリカ=アルフォネアに魔術で脅され、渋々非常勤講師として赴任。
当初は早く講師を辞めたい一心で適当かつ、大雑把な授業を行っていたが、システィーナ=フィーベルとルミア=ティンジェルの夢を知ってからは真面目に授業を行うようになる。
普段は適当な面を見せるが、教え子たちが危機的状況に陥ると我が身がボロボロになろうと戦い抜く。
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※ネタバレ注意
彼は幼少期、「メルガリウスの魔法使い」のような正義の魔術師に憧れ、11歳で学院に入学するが、成績は平凡で、自身の魔術特性を利用した固有魔術を開発したものの、一般に無益とされるようなものだったため論文は焼却され、退学させられた。
その後、魔術に価値を見出した帝国宮廷魔導師団特務分室に引き抜かれ、執行者ナンバー0・コードネーム《愚者》として行動することになった。
当初は誇らしく思ったが、外道魔術師を次々と殺害していくにつれ、精神が摩耗していき、その後「天使の塵」に関わる事件が発生。グレンの同僚にして、彼が唯一心を許していた女性『セラ=シルヴァース』がグレンをかばい、命を落とす。
これがきっかけでグレンは魔術を「単なる人殺しの道具」と嫌悪するようになる。
また、グレンがシスティーナを「白猫」と呼ぶ理由は、「白犬」と呼んでいたセラ=シルヴァースとの共通点が多く、彼女はセラとは別人だと言い聞かせるため。