概要
ナイトゴーント(night-gaunt、夜鬼)は、クトゥルフ神話「未知なるカダスに夢を求めて」が初出。以下「夜鬼」と表記。
ドリームランドと覚醒の世界の両方で見られる種族。解剖学的には人間に似ているが、皮膚はクジラのようであり、コウモリのものに似た翼を持ち、顔があるはずの所には何もない。牛のような角と長い尻尾を持っている。
時々トライデントを持っているが、それ以外なんの道具も武器も持っていない。
夜鬼は通常荒涼とした、人類からずっと離れた場所で見られる。彼らの領土に立ち入るものがあれば、夜鬼は彼らを奇襲し、空中に持ち上げる。侵入者が抵抗するなら、大きい棘のある尾で犠牲者をくすぐる。抵抗を続けるならば、かなりの高さから落下させる。抵抗しない者は、奇妙で危険な場所に連れて行かれ、そこに放置される(ドリームランドではナスの谷に放置されることが多い)。
夜鬼を召喚するには夜に旧き印を描いた石を必要とするが、召喚の手順を知っている者はいない。
他種族との同盟
時に夜鬼は他の種族と同盟を結成する。危機に際してグールの偵察要員あるいは乗り物として働き、ある時には夜鬼が進んで人間の主人に仕えたこともある。
夜鬼の主人
夜鬼は大いなる深淵の大帝ノーデンスに使えていると言われるが、グール、イブ=ツトゥル、イェグ=ハそしてルズの領主達とある程度の同盟関係にある。