概要
シャクス、スコクス、シャン、シャス、シャズとも呼ばれる。ソロモン72柱の魔神の1柱で、30の軍団を率いる序列44番の地獄の大侯爵である。ヨーハン・ヴァイヤーの『悪魔の偽王国』では、公爵にして大侯爵とされる。
召喚すると、しわがれているが繊細な声で話すコウノトリまたはヒメモリバトの姿で現れる。召喚者の命に応じて人の視覚・聴覚・理解力などの知覚を奪い去ったり、金や馬を盗み出す力を持ち、優れた使い魔も与えてくれる。また、神聖な事柄や悪魔たちが守っていない隠された財宝のことも教えてくれる。シャックスはあらゆる点において召喚者に忠実で従順であると約束するという。ただし、シャックスは魔法陣の三角形の中にいない限り嘘をつく(wiki引用)。
その手にかかれば盗めないものなどない。
ソロモン72柱のなかでは盗みを得意とする悪魔は大勢いるが、
物理的なものだけではなく、概念的なものを盗むことができるのはシャックスだけである。
創作での扱い
女神転生シリーズ
イラスト左
初出は『ソウルハッカーズ』で種族は”堕天使”。仮面をつけたコウノトリの姿で、手にはコレクションの人間の耳を持っている。『ペルソナ2罪』では敵悪魔としてだけではなく、嘘で主人公たちを窮地に追い込んだ、春日山高校生徒会長の井上康夫のペルソナとして登場。芸が細かいことに康夫と同じ眼鏡をかけている。