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ダンマーの編集履歴

2017-06-09 07:15:29 バージョン

ダンマー

だんまー

ベセスダ・ソフトワークスが開発したコンピュータRPG『The Elder Scrolls』シリーズに登場する種族の一つ。ダークエルフとも呼ばれる。

概要

ダンマーとは、タムリエル大陸北東部にあるMorrowind(モロウウィンド)出身のエルフ族で、青黒い肌と赤い瞳を持ち、ダークエルフとも呼ばれる種族のこと。キャラメイク時にプレイヤーキャラクターの種族として選択することも可能。英語の綴りは「Dunmer」(Dark Elf)。


エルフらしく知性、魔力共に優れているのは勿論のこと、炎に対する先天的な耐性と優れた肉体的な能力を持っているため、魔術師や魔法戦士としての適性に秀でている。家族の繋がりや身内感情、祖先や家名をとても大切にする種族で、義理堅く人情深い性格。


反面、外部の者に対しては非常に排他的で人当たりが悪く、攻撃的で捻くれた態度をとることから他種族からは嫌われてしまうことも多い。さらに主な崇拝対象として他種族では邪神として扱われている事も多いDaedra(デイドラ)を信仰している上に、禁忌の術として嫌われている死霊術にも似た宗教儀式を風習として持っていることも、これに拍車をかけている。特にノルドとは神話の時代からの仇敵であるため非常に仲が悪く、他のエルフ族や同じく先祖崇拝の風習を持ちながら霊魂に対する価値観が根本的に異なるレッドガードからも良い感情を持たれてはいない。


ただし、デイドラ信仰については、どの神を特に奉じるかによる違いもある。悪しき邪神と見なされるデイドラもいるが、特に信徒が多いAzura(アズラ)のように人間にも信者が多くそれほど人間社会で邪悪と見なされないデイドラを信じるダンマーには、問題なく人間社会に溶け込んでいる者も少なくない。アズラは宵と暁の女神、チャイマーというエルフの一族を守護していたが、禁じられた武器を使ったことに怒り、一族全員を呪って青肌赤眼の今のようなダンマーの姿に変えてしまったという恐るべき神話がある。しかし、その後も忠実であったダンマーを守護しているのは事実なようで、レッドマウンテンの噴火を事前に警告し、これを信じたダンマーたちを壊滅前にモロウウィンドから脱出させたという。謀略や裏切りなどを司る神Mephala(メファーラ)も迫害されていたダンマーに隠密や暗殺の技を教え、広く崇拝されるデイドラである。虚偽や反逆などの神Boethiah(ボエシア)もまた、ダンマーを熱心に支援して崇拝されてきた。これら二柱は暗殺や裏切り等を教義としている為、他種族からは邪神扱いされることが多い。


かつてダンマーは現人神Vivec(ヴィベク)に守られモロウウィンドを支配し、隣国のBlack Marsh(ブラック・マーシュ)をも保護下に置いて住民のアルゴニアンを奴隷にしていた。しかしTES3にてヴィベクが消滅してしまい、その加護を失う。その結果、現人神たちが守っていた首都が崩壊、立て続けに起こった先述のRed Mountainの大噴火によりモロウウィンドは壊滅状態に陥る。さらには、TES4TES5の間に攻めてきたブラック・マーシュのアルゴニアンによってモロウウィンドは逆に征服されてしまう。TES5の時代では多くのダンマー達は難民化して、各地方に散り散りになって落ち延びたり、solstheim(ソルスセイム)島のような北西の果てにある僻地の片隅に追いやられる羽目になってしまっている。


特にSkyrim(スカイリム)地方に落ち延びて来た難民のダンマーと、彼らが自分達の土地に入り込んでくることを快く思わない排他的なスカイリムのノルドの間の差別意識や確執は深刻なものとなってきている。モロウウィンドに近く、多くのダンマーがまず逃げのびてきたスカイリム東部には排外的でノルド至上主義的なノルドが多いこと、また彼らを背景にした反帝国軍ストームクロークが成立したことも問題を悪化させ、街にダンマーのスラム街が成立したりしている。逆にノルド至上主義が薄いスカイリム西部では、戦士としても魔術師としても強くしかも義理人情を重んじることから、重要な地位についているダンマーも少なくない。


関連イラスト

エランドゥル


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スカイリム ダークエルフ

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