概要
CV:渡辺明乃
純血派メンバーで階級は騎士侯。戦闘時も沈着冷静でジェレミアに高い忠誠心を見せる。生まれの低さから貴族への憧れを持つ。
シンジュク事変で自身のサザーランドを奪われた時にルルーシュのギアスに掛けられている。ギアスで操られた者達の不可解な行動やその際の記憶がない事を疑問に思い、記憶に残っていた少年ルルーシュをシャーリーを使って調べようとした。扇に保護されて以降温厚な性格へと変わり、「千草」と呼ばれ互いに惹かれあう。
扇の部屋で暴徒に襲われた際に記憶と本来の彼女を取り戻し、アッシュフォード学園へ向かう。そこにいた扇を銃で撃ったが、とどめは刺さずに逃亡した。
ブラックリベリオン後はゼロの正体を突き止めた功績として、男爵位を得て中佐に昇進。
機密情報局に配置されルルーシュの監視及びC.C.の捕獲の任を受け、アッシュフォード学園の体育教師になる。しかし、記憶の戻ったルルーシュに扇との関係について脅され従わされる事になる。騎士団との繋がりを断つべく中華連邦で扇と対面したが、咲世子に捕まり斑鳩に拘束される。
その後脱出し、扇にゼロの正体やギアスについて伝え彼のゼロに対する不信を決定的にした。
以後は騎士団に残り、扇との間に子供を授かった事で蓬莱島で扇を待っていた。
ゼロレクイエムの後扇と結婚した。
…しかし結婚後の扇の態度には思う所があったらしく、外伝作品「ナナリーinワンダーランド」では結婚生活の愚痴を不思議の国に迷い込んだナナリーに打ち明けている。以下全文。
「私は…一緒になった男がな…そうじゃないかと薄々は思っていたんだが、案の定ヘタレだったんだ…別に…サザーランドのごとく、グイグイ引っ張っていて欲しい…とまでは思っていないの…」
「だがな…一日の会話を、『あー』と『うん』と『お前に任せる』、三つの声だけで賄われて続けてみろ…こんなやり場のない憤りと歯がゆさと虚脱感が、合わせ技で同時に襲ってくるぞ…」
【ナイトメア・オブ・ナナリー】ジェレミアらと共にナナリーに挑むが、ギアス能力とナナリー操縦のKMFの圧倒的な性能の前に敗れる。ホテルジャック事件においても、ジェレミアと共に雷光に挑むが敗れる。