曖昧さ回避
オクラホマ州
アメリカ合衆国南部の州。テキサス州北側の内陸に位置する。州都はオクラホマ市。
1907年11月16日、46番目の州になった。
元々はアメリカ国内のインディアンを全て強制移住させる目的で作られた州で、インディアン保留地が非常に多い。「オクラホマ」はインディアン全体を指すときに使われるチョクトー語で、チョクトー族酋長アレン・ライトが合衆国政府と交渉中に提案した。
20世紀初めにカンザス州などから黒人開拓者が移住して多くの黒人町が繁栄し、黒人の人口も多い。
地下資源が豊富で農業生産高が高く、近年は航空機、エネルギー、通信、バイオテクノロジーなどの産業で栄え、アメリカ国内で最も経済成長率が高い。
オクラホマ市とタルサ市が州の中心で、両都市圏に州人口の60%近くが在住する。
洪水制御のため、200以上の人工湖が造られ、国内最大となっている。
1995年4月19日、オクラホマ市の連邦ビル前で爆発が起こり、19人の子供を含む168人が死亡。アメリカ史上最悪のテロ事件となった。