概要
資産家の両親をもつ道楽息子リッチー・プレストンが変身するベンタラの戦士。
原作の龍騎でシザースに当たるライダーで、契約しているアドベントモンスターは「ボルキャンサー」。
本編では特に大した活躍もしないまま原作同様にたったの2話でウイングナイトに敗北し、呆気なくベントされてしまうという相も変わらないかませ犬っぷりを披露するのと同時に、視聴者に今作のライダーバトルの悲惨さを教える為の人柱として散っていった………。
のだが、実は12(13)人のライダーの中では突出した能力を持たないが、蟹をモチーフにした戦士だけにその装甲の堅さは全ライダー一の堅さを誇っており、後に発表された後日談小説『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT 2WORLD 1HEARTS』ではそれを活かして、自身の誇るライダーの中でトップクラスの防御力を活かした特攻攻撃を編み出したことで、ウイングナイト(2代目)と互角以上の戦いを展開するまでに成長するという隠れた実力派としてデビュー。
変身者本人が今までの経験や戦いから、以前よりも急激に人としても1人の戦士としても急成長した事によってTV本編及び、原作以上に大活躍をしたことで、小説の黒幕からも単純だがライダーの能力を十分に引き出した」と称賛されるなど、いろんな意味でネタキャラの傾向が強いインサイザーが最も光り輝いていた瞬間であった(とはいってもモテる為にマーシャルアーツを多少身に付けてはいたが…)。
真面目なシザースのファンはもっと喜んでよいのかもしれない。
