概要
魔王軍との決戦の時にロン・ベルクがポップ用に製作した杖。
基本的な構造は、過去に彼が製作した光魔の杖と一緒で、手にした者の魔法力を打撃力に変換させるが、先の物とは違い魔法力を吸い上げる大きな鎖が存在せず、杖に触れて注ぐだけで済むようになっている。携行性にも優れており、通常時は30cm位の大きさ。如意金箍棒(にょいきんこぼう)のように伸縮自在で所有者の掛け声から二又の槍に変化させ、更に魔法力で刃を形成することが可能となっている。ポップは魔法使いが尤も苦手な肉弾戦が可能となり自身よりも遥に重いハドラー親衛騎団のシグマを吹き飛ばした。
最大の特徴はわずかな魔法力を込めただけで大岩を粉砕可能な攻撃力を発揮させる事であろう(登場当初、厚く巻かれた布越しでも魔力が込められる)。
だが、意外にも活躍の場は少なく切り札として出した時にのみ。これはポップが「呪文を乱発し極端に消費してしまう事」と「強力な武器であるが故に乱用すれば相手に警戒され易い事」を防ぐ為。知略に長けた魔法使いならではの戦術にシグマは褒め称えた。
それでも激戦で無理が祟り真バーンが繰り出した天地魔闘の構えによるカラミティエンドで砕かれた。
星のドラゴンクエストでは
ゾンビ系のモンスターに有効な能力があり、攻撃力は「+30」(Lv1)でここから「+60」(Lv2)「+92」(Lv3)と進化していく。 ※原作と同じく、通常攻撃力が魔力に依存するため注意されたし メインスキルにはメドローアがセットされているのが特徴