概要
『夢の超人タッグ編』に登場した「ヘル・ミッショネルズ」2号の正体。
厳密には、2号の正体であるビッグ・ザ・武道のオーバーボディの通称で、その由来は本作の超人募集企画で投稿されたイラストのキャラクター名である。しばしば「何がマイルドなのか」と議論になるが、mailed man(鎧を着た男)の崩し読み説が有力である。
当時は、前述の通りヘル・ミッショネルズ2号としてマントを羽織りその姿を隠していたが、完璧超人の掟である「無敗」の戒律を破ったスクリュー・キッドとケンダマンを処刑するために、パートナーであるネプチューンマン(ミッショネルズ1号)とともにその姿をはじめて公に晒す。
登場直後にスクリュー・キッドによって胸を貫かれるが、オーバーボディの下に隠れた武道の姿を現し、逆にキッドの肉体を煉瓦のように砕き処刑した。
ビッグ・ザ・武道という超人自体は、以降タッグトーナメント終了まで登場し続けるキャラクターなのだが、このマイルドマンボディは登場からわずか6ページで出番終了となっている。
さらに、武道はネプチューンキングのオーバーボディであり、一部では「マイルドマンボディを着用する必要性はあったのか?」と、疑問の声も上がっている。
おそらくは、「より多くの読者アイデアを登場させたい」という作者のサービス精神ゆえであろう。
それがたとえ3コマで瞬殺される扱いであろうとも。
なお、新シリーズにおいても回想シーンで一コマだけ登場。
デザイン自体に変更はないものの絵柄の関係で顔は縦長に小顔化し、身体はより筋骨隆々な見た目となっている。