CV:上坂すみれ
概要
東大陸で生まれ育った、金髪に黒い山羊の角をもつ魔族の少女で、10代半ばの食べ盛り。
店主を「マスター」と呼ぶ、謙虚で純朴な頑張り屋で、読み書きができないため、注文はすべて頭に入れている。
ねこやに勤務する前は、両親を亡くし、貧しい村から身一つで王都へやって来たものの、勤め先で魔族であるという事実が露呈してしまい、職にあぶれて廃墟に寝泊まりする生活を送っていたが、廃墟に現れた扉から漂うにおいにつられてねこやに迷い込み、出会った店主の提案で「ドヨウの日」のウェイトレス(三食の賄い付き)として雇われることになる。
後に平日の仕事を探していた為、偶然紹介されサラ・ゴールドの自宅の住み込みの家政婦として雇われる事となった。
余談
あちらの世界では、魔族は人間にとっては差別の対象ではあるものの、幸運なことに、ねこやに来店する異世界の常連の人間たちには、それらしい反応や対応は全くされておらず、普通に接せられている事から、元居た王都周辺での差別が、特段酷いだけだと思われる。
事実、ねこやで料理の好みでの口論はあるものの、魔族や亜人と言う理由で、客の間で揉め事は一切起きていない。
コミック版及びアニメでは原作より早く登場している。