ターボエンジン付きスケートボード
たーぼえんじんつきすけーとぼーど
概要
主電源は太陽電池。子供数人を乗せて走れるほど出力が高く、車と同レベルのスピードが出せる。
劇場版第3作『世紀末の魔術師』ではソーラーバッテリーが追加され、充電する事で30分なら太陽が見えなくても走行可能になった。一応劇場版第10作『探偵たちの鎮魂歌』でもグレードアップされたらしいが、この作品では大きな新機能の追加がなく（コナン曰く「パワーつけすぎ」、初めての走行で一瞬よろけた）、活躍も今までと同じか下手したらそれ以下だった。同作で専用のものと思われるワンショルダーのバックが登場（劇場版第21作『から紅の恋歌』で再登場）。劇場版第15作『沈黙の１５分』ではスノーボードタイプ（OPで高性能スノーボードと紹介）が、劇場版特別編『ルパン三世VS名探偵コナンTHEMOVIE』では水陸両用タイプがそれぞれ限定で登場した。また劇場版第18作『異次元の狙撃主』では修理、もしくは改良していると思われるシーンで前輪から飛行機のような翼が飛び出していたが、実際には使われなかった。
スノーボードタイプはスケートボードの改造らしく、デザインが大きく異なるが色合いは同じである。アクセルを押すために前足の固定金具は回転可能で、持ち歩き用に中間部分を縮めることが可能だが、そこ以外の変形はない。そのため路面では走行不可と思われる（ただし水面で走行していた）。また二人乗りも可能（作中で灰原としていた。さらに強引にアクセルまで操作された）。作中では舞台がずっと雪が積もっていたため、単純な移動などにも使用され、クライマックスまでかなり活躍した。
水陸両用タイプは新しく作られたものらしく、デザイン、色合いともに大きな違いがある。水面での使用時はタイヤがボードに格納されており、陸に上がったときにタイヤが出現する。また中に防弾カーボンがあり、これまでのものよりも耐久性は強いと思われる。ヘッドライトやバッテリーもあり夜間走行もさらに強くなった。作中ではなんと活躍がアバン（夜中の川と道路）のみ、しかも耐久性無視のこれに壊されて、挙句の果てには直されずに元のタイプに乗り換えられるというかませっぷり。こちらの方が明らかに高性能なのに…
原作やテレビアニメで利用されることは少なく実は数えるほどしか使用していないのだが、劇場版では発明品の中でもキック力増強シューズと並んで最も多くの活躍を見せる、犯人追跡などアクションシーンで大活躍する発明品である。そして比較的、故障や破損の多い発明品でもある。
しかし、自動車並みの速度で歩道を爆走する小学生を取り締まれないとか、この世界の警察はどうなっているんだ。
腕時計型麻酔銃とかも法律的にはアウトであるが、一応存在が隠されているあれらとは違い、こちらは公衆の面前で堂々である。