概要
ある女性が悲運の最期を遂げるというタクティクスオウガの中のワンシーン。
プレイヤーに(良い意味でも悪い意味でも)強烈なインパクトを与えるイベントがてんこ盛りなタクティクスオウガの中でも、印象的という意味合いにおいて5本の指に入るだろう場面の一つである。
戦争という人々の心の荒む時代を、(誇張はあるとしても)ゲームという媒体で生々しく表現したことは、同作品の評価を高める一因になったと思われる。
ちなみに、ネタのされやすさはスタッフ公認の様子。
ヴァレリア解放戦線の最後
※一部抜粋
炎のセリエ「……こ、殺せッ。はぁ、はぁ……」
暗黒騎士オズ「死に損ないの分際で命令するつもりか!」
暗黒騎士オズ「よぉし、この女はおまえたちにくれてやる。好きにしろッ!」
暗黒騎士(の一人)「さっすが~、オズ様は話がわかるッ!」
炎のセリエ「さわらないで…… …お願い、やめて……」
なお、さすがに問題があったのかこのシーンはPSP版ではセリフの最後の一文が変更されている。
炎のセリエ「近寄るな……!この私が……お前達の好きにさせると思うか……!」
となっており、最後まで戦い抜いたともとれる口調になっている。
カットされなかっただけありがたいことではあるが・・・・