総集編とは、過去の作品をまとめたもの。
イラスト
pixivにアップしているイラストをまとめて投稿しているもの。
過去絵を切り抜くなどして1枚の絵にまとめているものや、漫画機能を使って過去絵を一度に大量投稿しているものがある。
まとめイラストの中には、版権と創作・オリジナルを混ぜているケースが存在するのだが、ランキング的な意味合いとしても分けてから投稿した方が良い。
(版権とオリジナルイラストが混ざっているまとめが、オリジナルランキングへ入る実例がある為)
漫画
pixivでは漫画の中でも特に同人誌の総集編に関するものが多い。
同人誌の総集編は、ある絵師が過去に頒布した同人誌を何冊かまとめて1冊の本としたもの。
同人誌は発行部数が少なく、再版されることも少ないため、既に入手できない本が欲しいというファンにとっては過去作品をまとめて手に入れることができる総集編の存在はありがたいものとなっている。
映像作品
TVシリーズ
TVシリーズなど、1クール以上の長い話数の作品は途中で1~2回程度、総集編を挟む場合がある。これまでの流れのおさらいや、見逃してしまった人・途中から見始めた人への配慮が主目的。とはいえ単にそれまでの内容を編集しただけでは既に見ていた視聴者に対する魅力に乏しくなるため、新たに収録したシーンや本放送時にカットされた未公開シーンなどを追加したり、何らかの形で登場人物がこれまでの出来事を振り返る独自のストーリーが展開されるものもある。
また、制作スケジュールの緩和やネタ切れなど大人の事情が絡む場合もあり、総集編がかなりの確率で放送されたり、中には3話で突如総集編になってしまった作品も存在する。詳しくは封印作品を参照の事。
劇場版総集編
アニメ番組のTVシリーズ終了後に、総集編を劇場版作品として上映するケースもある。
劇場版『宇宙戦艦ヤマト』や劇場版『機動戦士ガンダム』三部作、『ドキュメント 太陽の牙ダグラム』等、古くから用いられている手法である。
映画化するにあたって台詞の再アフレコやキャストの一部変更、BGMや効果音といった音響のリニューアル、シーン同士のつなぎや新しい見どころとなる描き下ろし新作カットの追加、既存カットの作画修正などが行われる。
作品によっては脚本・構成の大幅な変更や、ストーリーの大筋自体は同じでも全く異なる視点や新しい解釈で描き直したもの、ストーリー展開とシナリオは同じでもほぼ全編を新作作画で描き直したもの、逆にTVシリーズの映像を使って全く違う世界観と物語を描いたもの等、製作手法自体は総集編ながら、ほぼ新作と言っても過言ではない作品に仕上げられているものも存在する。