概要
ブルーアーカイブのちびキャラを描いた二次創作作品。作者はうろで氏。
先生(と言うか飼い主)とちびキャラと化した生徒達が紡ぐ作品であり、銃弾飛び交う本家とは違い、皆仲良しの優しい世界が描かれている。そのキャラクターの愛くるしさで日本だけでなく海外からのファンもいるなど、人気を集めている。
キャラの生態
登場するちびキャラ達には以下の生態が確認されている。
身長, 体重は?
共に明確な記録は無いものの、キャラの描写から見る限り
・身長は恐らく30~40cm程度
・体重は一般的な猫のそれと同等(例え肩の上, 頭に乗っかっていても先生自身は何ともない様子から)
と思われる。
「ちっちゃい」では更に小さく、掌に乗るくらいから指先サイズになる。
ケモ耳, 尻尾が付いている
「ぶるーにゃーかいぶ」の名の通り。何なら猫以外に犬も兎もいる。
非常に器用
二足歩行。時には猫らしく四足歩行。
手で物を掴めるが、頭に載せて物を運ぶなんて芸当もやってのける。
作中ではお盆に載せた珈琲入りマグカップや、ジュース入りのグラスをそのまま頭に載せたまま走り回る、なんて事も。
バランス感覚どうなってんだ。
角, 羽が付いている
元になっているキャラの特徴はその通りに受け継いでいる。また羽が付いているキャラは飛ぶ事も可能。
(現在飛んでいる所が確認されているのは、カヨコ、ヒナ、ソラの3体)
人語は理解出来る
先生も含め、通常頭身の人物が話す言葉は理解出来る様子。
「色彩」などの番外編では多少舌足らずながらも喋れる。
ヘイローが無い
ブルーアーカイブのキャラの一番の特徴である「ヘイロー」が存在しない。但し、特定の条件を満たすと頭上にヘイローが現れる。
(現状ユズ、カヨコの2体でその現象が発現した)
「いっしょ」では常に条件を満たしている状態なので、ヘイローが付いているのがデフォになっている。
猫…?
猫、という割には三輪車に乗ったり、パソコンを器用に操作したり、猫にとっては本来毒である筈のカフェイン入りのエナドリをがぶ飲みしていたりと、色々謎の多い生物。
…まあこればっかりは「深く考えるな」で済ましても良い気がするが。
ちなみに本物の猫も存在する。
登場キャラ
人間
- 先生
所謂飼い主。普通のサラリーマンらしい。
上司らしき人物に怒鳴られて暗い日々を過ごしていたが、猫達と出会ってからは帰宅すると彼女達が笑顔で出迎えてくれて、楽しい毎日を過ごしている様子。
羨ましいったらありゃしない。
- おばあちゃん
先生以外で初めて描かれた飼い主。雪が降る田舎で後述のチェリノと同居している。
チェリノの為に毛糸の帽子を編んだり、仲間を連れて突然訪れて来たミノリにも優しく接する等、思いやりのある人物。
猫(登場順)
1話より登場。あだ名は「かよにゃ~」「かよにゃん」。
先生にとって初めての飼い猫。
雪の降る日に捨てられていたところ、先生に拾われた。
同時期にやって来たユズの事を気にかけており、怖がる彼女の為に花冠を作ってあげたり、一緒に遊んだりとお互いの距離はとても近い。
原作同様、動物の猫が好き。
2話より登場。
前日譚にてカヨコと同時期に先生に拾われた。
人(猫)見知りが激しく、ちょっぴり泣き虫。
寂しさが限界に達すると溶ける(物理的に)。
先生にはよく懐いており、彼が入院した際は千羽鶴を折っていた。
- ホシノ(顔文字:(=ω=))
10話より登場。あだ名は「ほしにゃ」「ほしにゃん」。
雨が降る中、傷だらけの状態で気を失っていた所を先生に拾われた。
初めは先生に対して噛みつく等威嚇していたが、すぐに打ち解けた。
大の魚好き。
- アル(顔文字:(っ`∇´c))
15話より登場。通称「猫八魔」。生後9ヶ月(人間換算で約13歳)らしい。
三輪車で出かけていたカヨコの後をちゃっかり付いて来た。
ポンコツぶりは猫になっても変わらない。
20話より登場。
カヨコの後を付いてきたアルに更に付いてきた。
事ある毎に爆弾を取り出す事を除けばとても良い子。
唯一先生をガチで殺しかけた。
26話より登場。
先生の買い物バッグの中にペロロ人形と一緒にいつの間にか入っていた。
因みに人形とおままごとをしている時の表情は作者のお気に入り、との事。
37話より登場。
彼女の一挙手一投足は大体アルが被害を被る。落とし穴にせよスイカ割りにせよ。
39話より登場。あだ名は「ひにゃ」。
初登場時から先生に懐いていた稀有な猫。
先生の家事を率先して手伝ってくれる。
時々本家の如く書類の山と格闘している姿が。
(先生の仕事の手伝い…な訳ないか)
40話より登場。
独りぼっちだった所をヒフミが見つけた。
ヒフミとはいつでも一緒。てぇてぇ。
50話より登場。
2匹で遊び回る双子の猫。
被っているのは、猫耳だけを覆う帽子。
51話より登場。
アリスはみんなが遊んでいる所を見ていました。
羨ましかったので、テレビから出てきちゃいました。
ミユは84話、サキは86話より登場。ぶるーにゃーかいぶ史上初の猫以外のキャラ(兎)。
ミユはゴミ箱の中から、サキは空から落ちてきた。
先生にどんぐり1個をお礼として渡し、サキはミユを引きずって何処かに消えた。
かと思いきや次の日先生宅の前でキャンプを張っていた。
108話より登場。
本家と同じくコンビニ店員。
128話より登場。
先生のバッグからとある本を引き抜き、読んだ瞬間昇天した。
何を見たのかはメルのみぞ知る。
132話より登場。
小さくても美食家。美味ある所にゃ彼女あり。
美味欲しさに先生宅までやって来る事も。どうやって知ったのだろうか。
状況が飲めないアルを引きずってきた。
本家ブルアカにてサオリとアルがピックアップされた時の漫画に登場。
141話より登場。
前の飼い主の元から逃げて来たのかボロボロの状態で彷徨っていた所を、先生に拾われる。
陰から察するに前の飼い主は…。
- シロコ(顔文字:ᓀ‸ᓂ+)
156話より登場。あだ名は「ちろこ」。
初登場から早速銀行強盗。武器は水鉄砲1丁。
作中トップクラスの運動神経の持ち主。走るだの魚釣りだの三輪車だのと、何かとフレキシブル。
髪留めは感情に応じて「!」や「?」に変形する。
元々は猫っぽい尻尾だったが、314辺りから狼っぽい尻尾になった。
場合によっては4~5匹くらいに増えることもある。
また、狼耳がカチューシャとして取り外せるらしい。
取り外された個体は時々狼耳を恋しがる様子を見せる。
- フウカ(イラスト左)
160話より登場。
小さくても料理上手。たこ焼きをハルナに振舞った。
でも苦労人なのは相変わらずの様だ。
204話より登場。
一言でいえばエナドリ狂。流石に多すぎるので先生に没収された。
代わりに貰ったのは…。
216話より登場。
先生の机最下段の引き出しにいつの間にかいた。
彼の知らぬ間に領収書の整理をしていた、縁の下の力持ちポジ。
領収書の在処は匂いで判別出来るらしい。
尚計算に使用するのは電卓…ではなく算盤。
共に230話より登場。マキは今作初の犬耳。
ハレの惚気話を聞いただけで先生の顔を書き上げた。
ディスプレイのPCからの検索だけで先生宅を調べ上げるあたり、実力は本物。
コタマの強い聴力を利用して3匹で先生宅に入り込んだ。
235話(上イラスト2ページ目)より登場。
初登場からいきなり乳母車状のカートで暴走。
先生宅には壁をぶち抜いてやって来て、ルンバに乗りながらおやつ。
尚その壁はアルが濡れ衣を着せられかけた。
全知って何だっけ?
237話より登場。
ハレ、マキ、コタマの3体を追う形で先生宅にやって来た。
「しろこのさんりんしゃ」編ではハレ達と共に一役買う。
3体揃って242話より登場。
どこぞの全知が開けた壁の穴を埋める為、チヒロが呼んだ。
ウタハは本作3匹目の兎。元ネタはヘイロー形状。
尚、持ち込んだ道具はそれぞれ巨大ドリル、設計図、立て看板。
262話より登場。
おばあちゃんの飼い猫。好物はプリン。
付け髭とおばあちゃん手編みの毛糸帽子がトレードマーク。
267話より登場。
プリン欲しさに仲間2匹を引き連れておばあちゃん宅に突撃。
以後はみんなで仲良く暮らしている。
301話より登場。
先生のストーカー第1号。
狐面を付けながら接近。だが流石に本人の前には成す術無く逃走。
305話より登場。
焼きたてクッキー1個を盗み食い。
それを真似したアルはヒナにしばかれた。
- クロコ(イラスト下左)
314話より登場。
何らかの理由で孤独だったが、先生にはすぐに懐いた模様。
ダッコちゃん人形×2の出来上がり。
- ミカ(顔文字:٩(❁>∇<*)۶)
315話より登場。
ケーキ屋のお手伝い役。
これ程小柄でも壁を破壊する膂力を誇る。
「色彩」3話より登場。通称「あろにゃ」「ぷらにゃ」。
プラナはアロナを「おねえちゃん」と呼ぶ(「色彩」43話では「アロニャセンパイ」)。
317話より登場。
小さくともやっぱり「エ駄死」。
319話より登場。
草むらに紛れて先生に接近。
但し、先生の仕掛けた「すぬうとの術」に敢え無く完敗。
その後は先生の背中に引っ付いて家まで。これを見たアルは…。
322話より登場。
先生宅の縁側に気づいたらいた。先生の膝にも上ってきた。
恐らく彼女を振り切る為…?
330話より登場。
動物園で先生がおぶってくれたのじゃ。パンダかわゆすなのじゃ。
- セリナ(イラスト下右)
337話より登場。
先生のストーカー第2号。
愛しの先生の為なら家の中にまで現れる。
ある意味ぶっちぎりでヤバいコ。
「色彩」1話より登場。
先生の元へお手伝いに来ては「褒めてほしい」「可愛がってほしい」と要求する。
猫耳は着脱可能で、外すとうさ耳が生えてくる(尻尾も変わる)。偶然それを見たシロコはドン引き。
「色彩」50話に登場。
先生に中々キワドイ突撃取材。
「色彩」59話より登場。
モブだけに複数いる。
「いっしょ」2話より登場。
「っすー」と鳴く。正実モブちゃん(大)に拾われた。
「とある科学の青春記録」記念イラストに登場。
341話より登場。
ハルカと共に花火に興じたら、先生に頼んで飛行機ごっこ。
羨ましさの余り睨んでいたヒナは後から参加(序にシロコも)。
「色彩」84話より登場。
先生に(頭までよじ登って)「だーれだ?」を仕掛けたり、缶コーヒーを差し入れしたりと、
小っちゃくても先生を労わる姿勢は変わらない。
「色彩」85話より登場。
「総決算」の名目で先生の家へ突如押し掛けた。
それを見たユウカは…。
354話より登場。
何故か寝具売り場におり、そのまま買われる形で先生宅へ転がり込んだ。
本家ブルアカにてイブキ&マコトが実装決定した際の記念イラストに登場。
尚、イブキは363話より登場。他の猫達よりも更に小さい。
イロハのモコモコの中からモゾモゾ。
作者曰く「ずっとモコモコに隠れてた」とか。
マコトは373話から登場。
イロハの手引きで先生宅へ侵入したが、ヒナによって追い出された。
「ちっちゃい」12話にてガイド姿で登場。
13話では先生のおててでスヤスヤ。
「色彩」111話より登場。
先生の部屋を覗き込んでいた。
シュポガキならぬシュポネコ。
番外イラストにて初登場。これにて風紀委員会勢揃い。
本編には377話から登場。ヒナと共に先生宅の警備に当たる。
水着カンナ実装記念イラストに登場。
「ちっちゃい」29話から登場。
「色彩」152話(アイドル衣装実装記念)から登場。
長編作品
ほしのとおさかな編
59話~83話にて展開。
1匹のお魚とホシノが紡ぐ、温かくも切ない物語。
ヒナちゃんのうさぎのぬいぐるみ編
91話~126話にて展開。
兎のぬいぐるみとヒナが紡ぐ、ドキドキ冒険譚。
あつこ編
141話~152話にて展開。
先生に拾われたアツコと、お見舞いするハルカのお話。
かよこのおんがえし編
163話~180話にて展開。
記憶の中の誰かに恩返しをしたいカヨコ。
その思いは、最後にほんのちょっぴり奇跡を起こす。
おてつだい編
186話~191話にて展開。
先生の家事を一生懸命手伝うヒナ。
アルとホシノは…あれ?
うんどうかい編
192話~200話にて展開。
5体の猫のミニ運動会の様子。
シロコの運動神経、ここに極まれり。ユズの成長の様子も必見。
みれにあむ編
230話~244話にて展開。
先生宅に現れた、機械に強い猫達のドタバタな1日。
しろこのさんりんしゃ編
245話~261話にて展開。
三輪車を手に入れたシロコ。嬉しさの余り…。
ちぇりのとおばあちゃん編
262話~290話にて展開。
とある雪深い田舎で過ごすおばあちゃんとチェリノのスローライフ。
あるちゃんとらーめんやさん編
338話と339話の間に同人誌サンプルとして冒頭数ページを展開。
空腹のアルと通りがかりのラーメン屋のおじいちゃんのお話。
派生シリーズ
ぶるーにゃーかいぶ(色彩)
カラー漫画。
こちらのちびキャラ達は普通に喋る。
にゃーかいぶといっしょ
ちびキャラ達が、並行世界のどこかにある平和な都市「きぼとす」へ迷い込む話。
ここではちびキャラ全員にヘイローがある。
ちっちゃいにゃーかいぶ
普段のちびキャラより更に小さい、掌~指先サイズの猫達の話。
関連イラスト
ぶるーにゃーかいぶ豆知識
- にゃーかいぶ摂取は1日3回まで、それ以上は爆発してしまうとDr.シロコによって明かされている。
- ぶるーにゃーかいぶは最初セリフあり漫画だったが文字が読めない子どもや海外の人にも読めるように台詞なし漫画になっていった。
- ほしにゃんで癒されるシリーズは鬱症状のある作者の友人の為に描き始められた。
関連動画
長編作品「ほしのとおさかな編」「ヒナちゃんのうさぎのぬいぐるみ編」の動画版。
関連タグ
ぽてまよ:同じく似た体型のゆるキャラとの交流が描かれる作品