「合理と理性の世界へ、私と一緒に旅立ちませんか?」
プロフィール
人物
生徒会「セミナー」の決定事項や会議内容などを記録する「書記」として所属するミレニアムサイエンススクール2年生。
普段は深慮深く沈着冷静。常に余裕を感じさせる微笑みを浮かべ、丁寧な口調で接するなど礼儀正しく朗らか。
好きな色は白色。
「情報は正確に」をモットーに、一字一句違わぬ主観を排した客観的な記録・伝達を心掛ける彼女は、普段着から寝間着、自室の壁紙までもを白色でまとめ、必要最低限の家具だけを持つミニマリスト。
私物を出来るだけ排した彼女の私室は、訪問した先生が引っ越し直後かと見間違うほどに無機質な空間となっている。
なお、イベントお祝いイラストでは鬼の形相のように描写されているが、一度見聞きした情報をほぼ完璧に暗記する非常に優れた記憶力を持つ彼女に問題児の彼女では口論で打ち勝つことは絶対にできないから。
その記憶能力と、図面を軽く見ただけで整合性や機能などを確認・予測する工学の知見を活かし、ミレニアム製品の特許を申請・登録・管理する弁理士として危機的状況を敏感に察知し、言葉巧みに自分だけ回避したり、我が道を行く他生徒相手と渡り合ってみせたりする強かさを併せ持つ。
その一方で意外と悪戯好きであり、セミナー所属の早瀬ユウカや先生のようなリアクションの気に入った相手に対してちょっかいをかけて面白がる面も見せる。
とある事件ではユウカが投資した未来予測装置がただの星占い装置であることを見抜いたうえで放置し、そのことに気が付いて落胆したユウカを微笑ましく眺めていた。。
数学に精通したユウカとは対照的に文学や語学に精通している。
読書好きでノーマルのメモリアルロビーではボードレールの詩集『パリの憂鬱』の『エトランジェ(異邦人)』の一節を引用したほか、パジャマのメモリアルロビーではドーデの『星』を引用して自分の気持ちを表現するなど、会話の読解に知識が要求されることもある。
彼女自身が作った詩集『思い出の詩集』は前回のミレニアムプライスで優勝したほど。ただ、選定理由は形而上学的な言葉の羅列がミレニアム最高の不眠症治療法として評価されたためであり、その文才を評価されてのものではない。現状、彼女の文才が具体的に評価された場面はないので、その実力は未知数。ただ、過去には複数のコンクールなどでトロフィーを貰っているらしい。本人は微塵も興味がなかったが。
一方で運動は苦手であるらしく、後に公開された公式4コマ漫画「ぶるーあーかいぶっ!」198話では跳び箱やバランスボールに尽く敗北するなど結構な運動音痴であることが明かされた。
また、2025年の正月動画では、コユキを追いかけて息切れしている姿を見ることができる。
上記のような威圧感や悪戯好きな側面、本人が文学的な言い回し(本人曰く、遠回しな言葉)を駆使する癖があることから、自身の感情などが上手く相手に伝わらないことを少し悩んでいる。コユキに対しても悪感情がなく、むしろ好意的に見ているようだが、コユキからは避けられていることを心外としている。先生に対してもストレートな好意を抱いている一方、それがちゃんと伝わっていない現状に内心ヤキモチしているなど、普段の超然とした佇まいとは裏腹に、そのメンタルは極普通の女子高生だと言える。
ストーリー
初登場はイベント「ON YOUR MARK @MILLENNIUM ~キヴォトス晄輪大祭~」。キヴォトス大運動会である「晄輪大祭」の開催前日、山積する問題に不眠不休で対処するユウカを寝かしつけ、先生や多くのミレニアム生たちと共に奮闘して問題を解決した。またその過程で、エンジニア部の破天荒っぷりに少なからず振り回されもしている。
イベント「秘密のミッドナイトパーティー」では反省室から逃げ出したコユキをユウカと共に追う羽目になり、大晦日の夜に追いかけっこをしている。その後、諸事情からコユキと逃走する羽目になった先生を、コユキとは別口で確保している。
事件後はユウカ、コユキ、ヴェリタスメンバー全員とパジャマパーティーに興じたが、年越し寸前に全員ダウン。深夜に先生を連れだして告白紛いのことをしたが、当の先生は知ってか知らずか、躱されてしまった。
メインストーリーではvol.2「時計じかけの花のパヴァーヌ」編第2章から。第1章でも名前だけ登場している。
リオ会長が危険性を秘めたアリスの抹殺を強硬している事を知ると、ユウカと共に全面抵抗。公金横領やそれを使って何をしていたかを突き止めた。終盤ではミレニアムの電源を片っ端から落とし、キヴォトスの危機をすんでのところで食い止める。
最終編でもエリドゥの虚妄のサンクトゥム攻略では直接前線に立って活躍し、暗号解析要員として反省部屋送りにされていたコユキを引っ張り出して戦線に参加させ、秘匿された第7の虚妄のサンクトゥムには(セイアからの情報を元に)C&Cを派遣し、戦闘不能のトキの救出とサンクトゥム顕現を食い止める裏方としての活躍を見せた。
アニメでは8話にユウカと共に登場。水族館に遊びに来た廃校対策委員会の面々と先生の記念撮影をユウカと共に請け負った。ちなみに彼女達が何の用事で水族館に来ていたのかは不明。アビドスの面々同様に遊びに来ていたのだろうか。原作でのアビドス編でセミナー組の登場は一切なかった上、ストーリー配信当時はまだノアが表立って登場していなかったため、原作勢にとっても嬉しいサプライズ登場となった。
衣装
体操服
一周年記念ムービーで小塗マキとユウカと一緒に登場。この頃はまだノアだと確定していなかった。
「晄輪大祭」にて登場する体操服版の立ち絵は、通常立ち絵を改変した差分となっている。
獅子堂イズミと柚鳥ナツとともに障害物競走に出場。『なまこソーダ』を不味そうに飲んでたナツを見た瞬間即棄権という計算高い一面を見せた。その後のナツの行動を見れば、悪食でもない限り最適解だったのかもしれない…。
パジャマ
イベント秘密のミッドナイトパーティーにて実装された別衣装。白色のワンピース姿にダークグレーの羽織物を着ている。就寝着なのでヘッドセットは外している模様。お姫様のような可憐な見た目とは裏腹に、EXスキルでは静かに読書をしていたところ枕投げに巻き込まれて堪忍袋の緒が切れ枕を豪速球で投げ返すという荒技に出ている。
尚イベントストーリーや絆ストーリー、各ボイスでは卑しさを全開にしており、普段は見せることのない彼女の先生に対する深い情愛が垣間見える。
武器
固有武器は「書記の決裁」。コンバージョンキット付きの拳銃で、ストックを伸ばせばサブマシンガンの様に連射が出来る。
銃口部にコンペンセイター(マズルブレーキ)を取り付け、ダットサイトマウント部に残弾カウンターを内蔵する銃をよく見ると「TOKYO MARUI」と書かれている。
モデルであるMP17は、P320シリーズのスライド部とFCUを使用するカービンキットFLUX Raiderを使用したコンバージョンモデル。
ベースガンは4.3インチのM2011と、所謂ハイキャパに変更。
さらにセイバートゥースと呼ばれるセレーション(滑り止めの溝模様)が特徴的なマルイオリジナルのフルオートモデル「ハイキャパ エクストリーム」を採用する事でフルオート射撃が可能となっている。
なお、カスタムデザインを担当したマルイ広報からこの銃の資料が公開されている。
性能
通常版
「なるほど。そこが弱点ですね?」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 神秘 | 特殊装甲 | STRIKER | MIDDLE | サポーター | HG |
EXスキルでは単体に集中砲火状態に加えて防御ダウンを付与。
ノーマルスキルでは一定時間ごとに単体ダメージを与え、パッシブスキルはHP強化、サブスキルはノーマルスキル使用時に対象のデバフ効果時間を延長するというもの。
コストが軽く、回転率が良いデバッファー。
貴重な「集中砲火」持ちで防御デバフも張れるという特色を持つ一方、その特色から活躍はボス戦に限定されがちな上、水着イズナというほぼ上位互換が存在する。
パジャマ版
「ふふふ、私も参加いたします。」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 貫通 | 軽装備 | STRIKER | MIDDLE | アタッカー | HG |
EXスキルでは枕を投げて単体ダメージと弱点把握状態を付与する。さらに弱点把握状態の対象に命中させた場合は追加ダメージが発生する。
ノーマルスキルはEXスキルを2回使用するとコストを回復するとともにEXスキルを変化させ、威力を上げると共に必要コストを下げる。変化後EXスキルは一度使用すると元に戻る。
パッシブスキルは攻撃力増加、サブスキルは通常攻撃一定回数毎に貫通特効を加算する。
スロースターターながら最大火力が高く、屋外単体貫通アタッカーとして高い期待値を持つ。一方で、そのスロースタートを如何に加速させるかが重要になっていく。
余談
エイプリルフール
2022年エイプリルフール企画「イタズラ☆ストレート」ではアイドル企画の実施にノリノリであったことがユウカの口から語られている。
初期案
ノアの初期案では武装が異なり、アリスの「光の剣」のような大型のレールガンがデザインされていた。しかし、ノアのキャラクター性とアリスへの配慮で拳銃になったというエピソードがグローバル版の生放送で明らかにされている。この初期案はオフィシャルイラストワークスVol.2に掲載されており、その姿を見ることができる。
また初期のティザーやPVではいずれもユウカと一緒にいるところが描かれており、デザイン自体はかなり早い段階で公開されていた。
ASMR
2024年7月22日に待望のASMRが追加。
その内容は、先生と仕事をしつつ先生を揶揄うという彼女らしいものとなっているのだが。
実は、ボーナストラックこそが本編とも言える内容となっている。
ASMRですら、なかなか本心を見せてくれないところが彼女らしいというべきか。
ヘイロー
一時期、ノアのヘイローに影があるという不具合があったが(通常、ヘイローには影は描画されない)、現在は修正され、ヘイローに影が描画されなくなった。
名前について
生塩は実在する苗字で、主に広島県に多い。ただし”うしお”とすぐに入力しても出てこないので”なましお”と入力している先生も多い模様で、中には”なましお”と読む、と誤認する先生も多い。これを機会にしっかり覚えておこう。
また、名前のノアは、英語で優しい語感の人名を意味する単語だが、ノアの方舟を想起する先生も多い。ブルーアーカイブの舞台であるキヴォトスもギリシャ語で方舟を意味する”Κιβωτός”に由来しているので、何らかの伏線ではないかと考察もある。
前述の初期案や、修正されたヘイローの事もあり、元々は特別な役割を持つキャラクターとしてデザインされたが、現在はそういった諸々が消えて名前のみが名残になっているのでは、という考察もある。
ちなみに名前に関しては、回路の一つであるNOR(ノア)回路に由来するのではという、理数に長けているミレニアムサイエンススクールならではの説もあるとか。
ただし英語表記は「Ushio Noa」である(出典:オフィシャルアートワークス2)
関連動画
先生、ちょっとお時間いただけますか?
公式YouTubeチャンネル内のユウカのコーナー「先生、ちょっとお時間いただけますか?」は彼女の発案だった事実が発覚。
反響を受けて全12回の配信の予定だったのがさらに12回分の延長を勝手に決めてしまった。
そして第13回では3Dモデルでノア本人も登場。
当時、メモロビ除く等身大3Dモデルはアロナとイタズラ☆ストレートを除くと、わずか2名と限られている中、ゲーム実装ほぼ同時期に公開という破格の扱いを受けていた(その後2023年のエイプリルフールネタでもう一人増え、海の日にはさらに2人増え、その後も続々と増えている。)。
色んな意味で全国のユウカ好き先生方の味方である。
PV
通常版のPV。ナレーションはノア=鈴代紗弓。
関連イラスト
関連タグ
ブルーアーカイブ ミレニアムサイエンススクール セミナー(ブルーアーカイブ)