プロフィール
特記 | 元超高校級の生徒会長 |
身長 | 186cm |
体重 | 72kg |
胸囲 | 94cm |
誕生日 | 8月22日 |
CV | 森川智之 |
以下、『ダンガンロンパ3』のネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。
人物像
未来編
元希望ヶ峰学園の生徒で74期生。
元超高校級の生徒会長。
未来機関副会長で第二支部支部長でもある。
物事を冷静に処理する優れた実務能力とカリスマ性を持ち合わせ、未来機関における実権を握っている。卓越した剣術の腕前を誇り、時には自ら前線に立って戦うこともある。
超高校級の絶望に対して誰よりも強い怒りと憎しみを抱いており、絶望の残党を殲滅するためなら如何なる犠牲も厭わないと考えている。「超高校級の希望」と呼ばれた苗木誠については、その影響力を認めつつも、理想論に走りがちなその性格は絶望に利用されかねないとして危険視しており、絶望の残党を匿った容疑で彼を逮捕・拘束し、査問会にかける。
雪染ちさと逆蔵十三は希望ヶ峰学園時代の同期であり、お互いに深い信頼を寄せている。
コロシアイゲームでは苗木が裏切り者ではないことに気付いており、「襲撃者が誰かに罪を被せてゲームを打ち切り、生き残った英雄として未来機関に潜伏し続ける」という全滅よりも最悪な結末を危惧し、苗木を拘束して裏切り者を炙り出そうとするが、天願たちの介入で失敗に終わる。
天願との戦闘後、彼の考えと襲撃者の正体について衝撃的な事実を聞かされるが、それでも己の信念を曲げず、天願を殺害。この時、天願の反撃によって右目を失明している。
その後、何らかの薬剤を自分の体に注入し、それまで使っていた刀に替えて十六夜惣之助が作った特殊な刀を携えて絶望の殲滅を再開。月光ヶ原美彩のロボットを破壊し、内蔵されていた端末を奪ったところへ、逆蔵が合流する。しかし、天願からもたらされた情報や雪染が隠し持っていた写真から、宗方は逆蔵も絶望の残党だと思い込み、彼の腹を刀で刺した。
4回目の襲撃タイム後に苗木を呼び出し、彼を殺そうとするが、霧切を喪ってもなお希望を捨てない彼の姿に戦意を喪失し、行動を共にするようになる。
5回目の襲撃タイムで「襲撃者の正体はモニターから流れる映像で洗脳された被害者自身」という苗木の推理が裏付けられると、自分以外で施設の設備に手を加える権限を持ち、襲撃者の正体を知っていた天願こそがこのコロシアイゲームの首謀者であると断定する。その時、突然施設内の電源が落ち始め、それが逆蔵によるものだと気づくと、苗木たちに促されて逆蔵の居る配電室へと急ぐが、到着した頃には既に逆蔵は事切れており、逆蔵の亡骸の前で宗方は彼を信じることが出来なかったことを詫び、肝心な時にいつも間に合わない自分を責めた。
そして、天願が今回のゲームを仕組んだ目的が御手洗の映像を使って全世界の人々を洗脳し、絶望的な思想を強制的に消し去ることだと知ると、御手洗を苗木たちに任せて自分は囮となり、御手洗に洗脳された未来機関の制圧部隊と交戦する。
絶望編
卒業後に「希望ヶ峰学園」の海外分校建設のため留学。
学園を正しい方向へ導けるように虎視眈々と権力の掌握を狙っており、雪染と逆蔵が学校内部を監視できるようフォローも行う。
学園の腐敗が明るみとなり、予備学科生による大規模なデモが起こると、学園に帰還した。
当初より一連の事件の黒幕は江ノ島盾子であると睨んでいたが、調査を依頼していた逆蔵と雪染が江ノ島と事件の関連を否定したため、彼女を取り逃がしてしまった。
希望編
制圧部隊と交戦するも多勢に無勢のため次第に追い詰められていくが、自分に扮した超高校級の詐欺師の加勢によって窮地を脱する。
事件に終止符が打たれ、事件の黒幕を名乗り絶望を背負って旅立つ77期生の船出を見届けた後、新たに希望を背負っていくことを決めた苗木の覚悟を見定めると、自分もまた雪染と逆蔵の死を背負っていく決意を胸に、苗木の前から去っていった。
容姿
白髪で長身の男性。未来編では白、絶望編では黒のスーツを着ている。希望編のあるシーンでは白いロングコートを着用。前髪は七三分け。
設定画によると、初期は「副リーダー」という仮名で扱われており、スーツは筋肉でぴちぴちとのこと。
余談
- 当初のシナリオでは、後日談として、「世界のどこかの路地裏で人々を救う為に、ひっそりと血まみれになりながら絶望の残党と戦い、疲労で地べたに座り込み、あの写真を1人で眺めている宗方」という一枚画を入れようとしていたとのこと。
- 誰にも賞賛されない戦い。それが「背負っていくだけだ」の言葉の意味。