天願和夫

てんがんかずお

天願和夫とは、ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園　未来編・絶望編に登場するキャラクター。

プロフィール

誕生日	1月17日
特記	元希望ヶ峰学園学園長
CV	柴田秀勝

人物像

未来編

元希望ヶ峰学園の学園長。

未来機関会長であり、第一支部支部長。

苗木誠達を未来機関にスカウトし、絶望の残党を発見した人物でもある。

行き過ぎた絶望の殲滅を嘆き、これ以上争いのない平和な世界を目指している。

一見すると腰の曲がった老人だが、いざという時はコートの袖に仕込んだ袖箭と卓越した体術を駆使して戦う古強者である。

NG行動は「質問に嘘で答えること」

宗方京助との戦いの最中に自らの決死の行動によって鉄骨の串刺しとなり、致命傷を負いながらも、自分の考えと襲撃者の正体に関する情報を宗方に語る。その内容は宗方にとって衝撃的な事実だったが、宗方はそれでも自身の考えを曲げようとせず、最終的に彼に喉を切り裂かれて死亡した。

周辺に彼が書いたと思われる血のメッセージがあり、「世界の希望を君に託す」と書かれていた。

絶望編

当時は元希望ヶ峰学園の学園長として学園の相談役を務めていたが、評議会の方針には疑問を抱いている。また、予備学科との軋轢にも胸を痛めており、差別なく学園生活を過ごして欲しいとも思っていた。

日向創とも面識があった模様で、学園から持ち掛けられた「あるプロジェクト」に参加するかどうか悩む日向に色々と助言している。

その後、江ノ島盾子に先導された予備学科生のデモが暴動へと発展すると、外部から事態を収める道を探すために黄桜公一と共に学園から脱出した。

関連タグ

ダンガンロンパ3　希望ヶ峰学園

外部リンク

ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園

以下、『ダンガンロンパ3』のネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。

「ワシは、悲しくて悲しくて……つい、やってしまったよ」

未来機関のメンバーを巻き込んだコロシアイゲームの首謀者にして黒幕。

逆蔵十三によってゲームに終止符が打たれると、生前に用意しておいたビデオメッセージが御手洗亮太の端末に届き、その中で今回の事件の黒幕であることが発覚した。

メッセージには絶望によって崩壊していく世界と、犠牲になっていく未来ある希望の生徒たちのことを悲しんでいたが、その未来機関の支部長たちが犠牲になることを喜ぶかのような満面の笑みを見せていた。絶望に染まっているかのような彼の態度は御手洗に大きなショックを与え、彼に《希望のビデオ》を使うことを決断させた。

この時点で既に天願本人は死亡しているため真相は不明だが、苗木は天願がコロシアイゲームを仕組んだのは彼が絶望に染まっていたからではなく、御手洗に《希望のビデオ》を使って全世界の人々を洗脳して強制的に絶望を根絶する決断をさせるためだったと推測している。