概要
第3部主人公、空条承太郎の必殺技。指を伸ばして攻撃する技である。どのような原理で攻撃できているのかは不明。使用場面は原作では偽テニール船長戦とエテ公戦の2回だけである。
偽船長戦のときは直接スタンド(=偽船長)をこの技で刺し、エテ公戦はこの技でボタンを飛ばし頭にダメージを与えた。
それ以外の使用場面はなぜかない。この技を使用した場面の共通点として挙げられるのは、体が身動きとれない状態になっている、水のあるところで戦っているの2点である。もしかすると体を拘束されていてかつ水のあるところ専用と条件が厳しい技なのかもしれない。まさに必殺技。
なお、メディアミックス作品においては出番が追加される傾向がある。
第四部連載中の時期に刊行された小説『砂漠発地獄行』では凶悪連結器戦において重要かつ意外な局面で披露され、アニメ版ではアヌビス神二刀流ポルナレフ戦でも使用されていた。
因みに、前者はやや特殊な状況ではあったが水中での使用であり、後者のケースにおいてもアヌビス神の末路が前述した2人と同様水没である。恐らくは偶然の一致(かつ無理やりな感が否めない解釈)だが、本編同様に『水』への因果を見いだせる…かもしれない。
余談だが、DIOのスタンドのザ・ワールドも同じタイプのスタンドであるがゆえに使用できた可能性がある。