エブリデイ・ミテルモン

えぶりでいみてるもん

『大逆転裁判2』の登場人物。

概要

第4話から登場。40才。

15年前に結婚した妻アンナ・ミテルモンと2人の息子を家庭を持つ、一見ごくごく平均的な、ごくごくフツーの英国紳士。妻からはエブリィと呼ばれている。

妻曰く、優しくて責任感が強く夫婦仲もよく、稼ぎもいいので気ままに暮らしているという。

その一方で、バークリー刑務所の看守長という、少し特殊な職業に就いていて、恐ろしい刑の準備、及び執行に立ち会うという特別業務も行っている。

職の関係上、トバイアス・グレグソン刑事とも知り合いである。

第4話の事件のきのう失踪したらしく、妻からホームズへの依頼により、成歩堂たちが捜索することになる。

以下、ネタバレ注意

実は、10年前に看守長をクビになっている。

家族には、尊敬している自分のことを裏切ることができなかったために隠していたという。

殺人鬼プロフェッサーの死刑執行の立ち会いを利用して、脱獄計画に手を貸したとして疑われ、クビになった。しかし、ミテルモン自身は脱獄計画については何も知らなかったようである。

退職したミテルモンは新しい職を探して、"もうひとりの私"と称してヒュー・ブーンと名乗り、フレスノ街の物売りゴシップとして、情報を売っていた。

その一方で、変わり果てた姿となったミテルモンはグレグソンと再会し、やがてグレグソンから秘密の仕事を任されるようになる。

秘密の仕事とは、グレグソン刑事の身分証を持ってグレグソン刑事と名乗り、周囲の人間の印象に残るようにふるまうことである。

もちろん犯罪行為であるのだが、グレグソンがこのような仕事を頼む理由については、驚くほどの謝礼を受け取っていたこともあり、ミテルモンは詳しくは知らないでいた。

ミテルモンの失踪は、この秘密の仕事の際に騒ぎを起こして、赤毛のアヤシイ2人組に監禁されていたことと、その後に家を持たない事件の証人ゴシップとして、連絡が取れなくなることを防ぐため、身柄が保護されていたことが原因で、妻の元へ帰ることができず、連絡が取れなかったということが真相である。